キャロライン・ケネディ新大使の着任に思う | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

キャロライン・ケネディ新大使の着任に思う

アメリカから新駐日大使キャロライン・ケネディさんが着任されました。


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奇しくも、今月22日は彼女の父親ケネディ大統領が暗殺された日です。


あの「ダラスの悲劇」の日からちょうど50年目。


成田空港での第一声は「父は米大統領として初めて日本を訪問することを望んでいました。父の残した公務に尽くすという使命を引き継ぐことを誇りに思います」。


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小生、マンスフィールド大使以来、歴代の駐日大使とは交流を重ねてきました。


新大使とも日米関係を深化させるため力を合わせたいと願っています。

それにしても、ケネディ大統領の暗殺から半世紀たっていながら、その真相は依然として闇に覆われたまま。


そのため、「真犯人は彼だ」といった類の本がこれまで1000冊以上も出ています。


今年だけで25冊が出版されているほどです。


実は、つい先ごろ、ケリー国務長官までもが、「オズワルドの単独犯はありえない。キューバかロシアの関与が疑われる」と述べ、政府のウォーレン委員会の公式見解に異を唱える有様。


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これまで真犯人候補として名前のあがった人物、組織は枚挙に暇がありません。


マフィア説、CIA説、ジョンソン副大統領説、軍産複合体説からジョー・ディマジオ説まで“よりどりみどり”状態です。


ちなみに、ジョー・ディマジオとは女優マリリン・モンローの元夫。


ケネディ大統領が彼女と浮気したことに腹を立てての凶行に及んだという珍説。


来年公開予定のケネディ暗殺の真相に迫るFBI捜査官の活躍を描く新作映画ではレオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニロが競演することになっています。


これだけ山のように本や映画が世に問われるのも、機密保護法のなせる技。


アメリカ政府は「国家の安全保障に係わる」との理由で、真相に至る資料を非公開扱いにしているからです。


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わが国でも「特定機密法案」が国会で審議中。


そちらの行方も気になります。