無形文化財「能楽」の坂井音重氏の名誉博士号を祝う

本日、能楽の坂井音重氏が慶応義塾大学より名誉博士号を授与された慶事を祝う会が開かれました。

同大学からの名誉博士号授与は松下幸之助氏を含め５人目とのこと。

実に目出度い快挙です。

能楽といえば、ユネスコの無形文化財として日本から選ばれた第一号。

そうした日本の誇る伝統的芸術の担い手として坂井一門の活躍ぶりは欧米はじめ内外に知れ渡っています。

今夜の祝賀会には、これまでの公演で高い評価を得てきた中国やロシアの駐日大使も顔を揃えました。

まさに「サムライ・スピリット」を見事に体現する坂井音重氏の独特の演出が世界を魅了してきた証と思われます。

綿貫元衆議院議長のお祝いの挨拶や福田元総理の乾杯で、外交関係者も多数集った会場は終始和やかな雰囲気に包まれ、日本の文化外交が新たなステージに立っていることを実感させられました。

坂井氏ご夫妻の益々のご健勝を皆で祝った次第です。