中国ハッカー集団による対日サイバー攻撃 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

中国ハッカー集団による対日サイバー攻撃

本日は満州事変の発端となった柳条湖事件の発生から82年目に当たります。


事件が起きた瀋陽はじめ中国各地で記念(!)行事が行われたようです。


昨年はこの日に合わせて沖縄県・尖閣諸島の国有化に反対するデモの嵐が中国全土で吹き荒れました。


今回は中国政府による厳重な警戒体制のせいか、目立った反日デモはなかった模様。


その一方で、ハッカー集団「紅客連盟」による日本の政府機関や民間企業への過激なサイバー攻撃は類を見ない広がりを見せました。


わが国の最高裁のホームページは尖閣諸島に中国国旗が掲げられた画像に改ざんされています。


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その他、日本企業や研究機関などのホームページは数百の単位で書き換えが行われ、あちこちで業務に支障が出たようです。


たまたま、本日、小生の所属する院内会派ではサイバー・セキュリティの第一人者である会津大学の山崎文明特任教授を招き、サイバーテロ対策に関する勉強会を開いていました。


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そのため中国のハッカー集団の繰り出すネット攻撃の数々を目撃することに。


目の前でホームページが改ざんされたり、その情報を確認しようとすると、使っている画面がフリーズしたり、もはや「第5の戦場」と呼ばれるネット空間を舞台にした“新たな戦争”の一端を目の当たりにした次第。


わが国のサイバーテロ対策はまだ緒に就いたばかり。


秋の臨時国会に向けて、早急な法整備とサイバーテロ対策の専門家の育成の必要を改めて痛感しています。