鳥取県と世界をマッチングさせるには

小生の東京事務所には海外からのお客様がとても多く来られます。

アメリカ、ロシア、中国、インドといった大きな国から東チモール、チベット、コソボといった小さな国まで、官民問わず、さまざまな方々が顔を見せて下さる。

（鳥取大学の能勢学長、萩原副学長と）

実に光栄なことです。

できるだけ、丁寧に要望を聞き、日本との友好関係の強化につながるような案件を応援しています。

と同時に、地元、鳥取県からもいろいろな方々が訪れてこられます。

これも嬉しい限りです。

（鳥取県のカラオケ協会の菅原会長と）

鳥取県はもとより、日本のどこの地域であっても、世界との結びつきなくしては持続的な発展を期待できない時代になっています。

小生の役割は、地域と世界を結ぶことにあると確信しているところです。

（「一般国道９号線（「北条道路」）整備促進期成会」の北栄町の松本町長、北栄町商工会の福井会長らと）

先日も、中国５県の経済界の代表の方々と意見交換を行いましたが、一様に「アジアの成長する経済を取り込みたい」との思いを強く語っておられました。

しかし、現実には、相手国が求めているものと、自分たちが提供できるものとのマッチングが上手くいっていないようです。

JETROやJICAなどの最新情報をはじめ、各国の大使館などがもっている日本に期待する商品やサービスのリストが届いていないのは残念です。

例えば、ベトナムは中国５県の経済界が最も注目している市場のようですが、話を聞いてみると、ベトナムに関する情報は古いものばかり。

一方、小生のもとにはベトナムから２００を超える業種に関して、ビジネスとして日本から技術指導をお願いしたいとの要望が届いています。

こうしたギャップを埋めるべく、今後も努力を重ねたいと考えています。