鳥取県の「雪かぶり大根」が農林水産大臣賞の原動力に | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

鳥取県の「雪かぶり大根」が農林水産大臣賞の原動力に

わが鳥取県の「岡野農場」が「第4回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰事業」において、栄えある最優秀となる農林水産大臣賞を受賞。


その祝賀を兼ねて鳥取県からは農業委員会の代表24名が上京。


全員が日比谷公会堂で開かれた全国農業委員会会長大会に出席の後、小生の事務所にて意見交換会を持つことに。


浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

「農地を守り活かす全県運動」の概要を聞かせて頂き、大いに励まされた。


強く印象に残ったのは、参加者が異口同音に唱える「遊休農地を最大限に活かさねば“負の連鎖”が終わらない」との危機感だ。


TPP交渉の現状も議論したが、何と言っても大事なことは「自らの国土や農地を活かす」ためには「心から耕さねばならない」という教育的発想を共有できたこと。


岡野農場の強みは「循環型」農業を追及している点。


生産・加工の過程で発生するゴミやクズを畑に持ち帰り、鶏糞などと一緒に発酵させ肥料に生れ変わらせ、二酸化炭素をシャットアウトしている。


「頼まれれば断らない」がモットーという岡野修司社長。


これまで89ヘクタールの耕作放棄地の再利用に成功している。


主力のダイコンは「雪かぶり大根」のブランドでおでん用に加工し、全国のローソン8000店舗に供給するまでに成長。


同郷人として嬉しくもあり、誇りに思う次第である。


浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba