冴えた表現力で世界を魅了する「ウクライナの歌姫」オクサーナ
ウクライナからはチェルノブイリ原発事故の教訓を共有すべく、さまざまな専門家がわが国を訪れてくれている。
緊急事態対応庁の長官から被災者の心のケアーを専門とする医療関係者まで、実に多くのウクライナの人々が今でも熱心に支援活動に参加して下さっているため、感謝の気持ちでいっぱいだ。
そうした活動をさりげなく、しかし心豊かにお膳立てしているのが駐日ウクライナ大使のクリニチ氏とエレナ夫人である。
大使の口癖は「ブードモ!」。
これはウクライナ語で「何とかなるさ!」といった感じの言葉。
乾杯の時にもよく使う。
そんなクリニチ大使夫妻が応援している“ウクライナの歌姫”のソプラノ・コンサートが、来る6月16日(土)、午後6時30分より、東京の高輪区民センターにて開かれる。
キエフ生まれの彼女の名前はオクサーナ・ステパニュック。
ウクライナの伝統的な民族楽器「バンドゥーラ」(63弦の金属弦楽器)を演奏しながらの、彼女の高く澄みきったすばらしい歌唱力は癒し効果群である。
東北の被災地の方々にも大きな勇気を与えてきた。
彼女の得意とするロシア民謡、ウクライナ民謡や日本の歌の数々を是非一人でも多くの皆さんに聞いて頂きたい。
ウクライナと日本の友好関係増進に「ブードモ!」。