沖縄の本土復帰40周年、米外交官シュナイダー氏を想う | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

沖縄の本土復帰40周年、米外交官シュナイダー氏を想う

本日、5月15日は沖縄の本土復帰40周年目にあたる日。


思い起こせば、1971年6月17日、宇宙中継を通じて、東京とワシントンの間で「沖縄返還協定」が結ばれた。


その翌年の5月15日、祖国に復帰が実現し、沖縄県が発足したのである。


小生、学生時代から沖縄問題とさまざまな形で係わってきた。


今は亡き米国務省日本部長(後に駐日首席公使、駐韓大使等を歴任)のリチャード・シュナイダー氏らとヘリに乗って沖縄の米軍基地を視察し、日米関係の将来を巡って激論を交わしたことがまざまざと甦る。


テレビドラマ化された『運命の人』(山崎豊子原作)の中でも登場したが、30年を超える外交官経験を有するシュナイダー氏からは多くの教訓を学ばせてもらった。


浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

「目の前の時間軸に捕われるな。思い込みのタイムリミットに拘るとロクなことにならないぞ」。


今でも沖縄やカリフォルニアのパームビーチで交わした会話の数々が脳裏に浮かぶ。


巨体を揺るがすようにして泡盛を飲みほすのが常であった愛すべき外交官のことを思い出しつつ、これから沖縄に飛ぶ。


21世紀の沖縄の一層の発展を祈念するため、政府と沖縄県が開催する本土復帰40周年の記念式典に出席するためである。