バーレーンから愛称「ハマダ」で知られるハマド国王が初来日!
北朝鮮によるミサイル発射実験が秒読み段階に入ったため、緊急対策本部が立ち上がった。
小生も24時間体制で不測の事態に備えることに。
そうした緊張が高まるなか、バーレーンからハマド国王が初来日。
羽田空港にてお出迎えした。
何しろ、「ハマド」はアラビア語で「幸福をもたらす人」という意味。
しかも親しみをこめて呼ぶ時には「ハマダ」になる。
ということで、小生は格別の思いを持って歓迎のあいさつをさせて頂いた。
あいにくの雨模様ではあったが、国王曰く「恵みの雨での歓迎に心から感謝する」と温かいお言葉。
今年は日本とバーレーンが外交関係を樹立して40年になる。
思い起こせば、1934年、バーレーン島中央部で発見された油田から最初に出荷された原油は日本向けだったのである。
アラビア半島の石油時代を切り開いたバーレーン。
わが国とは長いお付き合いだ。
現在、ハマド国王は「アラブの春」の影響で発生したシーア派住民による大規模な民主化デモを受け、国内の政治改革を積極的に推進中。
わが国も経済、教育、文化など多面的な交流を通じて、湾岸地域で重要な役割を担っている同国との友好信頼関係を一層強化せねばならない。