近づく「北方領土の日」
2月7日といえば、わが国では「北方領土の日」。
今年も全国各地で早期返還を求める記念行事が予定されている。
父祖伝来の地を一日も早くロシアから取り戻すために、粘り強い交渉が欠かせない。
プーチン首相は3月の大統領選挙で大統領職に返り咲こうとしている。
その時がチャンスになるかもしれない。
なぜなら、2006年に柔道五輪金メダリストの山下泰裕氏と会談したプーチン氏は「日本とロシアには難しい問題があるが、それ以外に問題は存在しない。これ以外に問題をつくるつもりはない。難しい問題を知恵を絞って解決すれば、問題はなくなる」と語ったというからだ。
(柔道黒帯のプーチン氏)
双方が創造的な発想で向き合い、積年の難問を解決する時が迫っている。
その意味でも、3月の大統領選挙は注目に値しよう。