今夜、選挙監視団を率い、チュニジアへ!
リビアではカダフィ大佐の死亡が確認された。
反カダフィ派の「国民評議会」では近く「全土開放」を宣言する見通しだ。
これでようやく新たな民主的な国造りがスタートすることになる。
アフリカでも有数の産油国であるため、今後は資源の有効活用が課題となるに違いない。
こうした政変をもたらした「アラブの春」の出発点となったのが隣国のチュニジアである。
そのチュニジアで新しい政体を決定するための初の選挙が、来る10月23日(日曜)に実施される。
当初は7月24日に予定されていたが、準備期間不足ということで延期されていたもの。
中東、北アフリカ地域の大変革の先駆けとなったチュニジアだけに、その国政選挙は世界の注目を集めている。
現在、同国で認可されている政党の数は112。
選挙方法は候補者リストへの投票による比例代表制である。
リストに名前を連ねている候補者の総数はなんと1万937名。
217の議席をめぐる選挙戦は終盤を迎えている。
欧米諸国からは選挙監視団が続々と現地入り。
実は、日本からも選挙監視団が派遣されることになり、小生が団長として赴くことになった。
本日、深夜の便で現地に向かい、月曜日には日本に戻るという、毎度ながらの強行軍。
行きも帰りも機中泊である。
各地の投票所を回り、公正な選挙が行われているかしっかりと見届けてきたい。
なお、23日朝7時からの「おはよう日本」(NHKテレビ)にて現地の様子をお伝えする予定です。
ご覧頂ければ幸いです。
というわけで、この週末はブログの更新はお休みとなります。