動物愛護プロジェクト
本日、「動物愛護プロジェクト」の初会合が自民党本部で開かれた。
座長は中川雅治議員。
事務局長はわれらが「一八(いっぱち)会」の三原じゅん子議員である。
出てみて驚いたのは、犬や猫の引取り数は減少傾向にあるものの、それでも年間約32万頭に達するということ。
しかも、返還・譲渡数は近年急増し続けており、年間4万頭を超えるというではないか。
結局、殺処分される犬と猫の数は約28万頭になる。
少子高齢化の影響もあるのだろうが、ペットを飼う人の数は増加の一途。
ペットショップなど動物取扱業者の数もウナギ登りで、今では4万6000件を超える。
ただし、残念なことに、きちんと世話をしない飼い主も急増している。
ポイ捨てされる動物はかわいそう。
こうした問題にメスを入れようとするのが、本日誕生したプロジェクトである。
動物と人との係わりを考えながら、共生社会の在り方を模索せねばならない。
さまざまな問題が議論の俎上に上った。
小生はアメリカが新たなサービスとして日本に売り込み攻勢をかけている「動物の死体を火葬し、その灰から人工ダイヤを製造するビジネス」の問題点を指摘。
現在の日本の法律(火葬法)では、人でもペットでも死体のリサイクルに関しては規制がない。
新手のアメリカ式サービス産業にどう対応すべきか。
今日のところ、結論はでなかった。