TPPに隠されたアメリカの本音 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

TPPに隠されたアメリカの本音

このところ、連日、ニュースになっているTPP(環太平洋経済連携協定)であるが、その全体像は一向に藪の中である。


中身がはっきりしないのに、買えと言われても、躊躇するのは当たり前。


お正月の福袋ではないのだから。


もともとシンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリの4カ国でスタートした経済協定に突然のごとく、アメリカが乗り込んできた。


今や、アメリカ主導の貿易自由化構想といっても過言ではない。


オバマ大統領はことあるごとに日本に対しても、TPP参加を促している。


アメリカからは各産業界のロビイストたちが日本へ押しかけ、慎重派の切り崩しに躍起になっているようだ。


いったい、アメリカがここまで熱を上げる背景と理由は何なのか。


答えはオバマ大統領の再選戦略に他ならない。


日本市場をテコにアジア全域でアメリカの産業覇権を有利に追及しようとする動きである。


だからこそ日本としては慎重に対応せざるを得ない。


そこで、小生はこうした問題意識から自民党本部で開催された「TPP参加の即時撤回を求める会」の第10回検討会にて報告を行った。


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演題は「TPPに隠された問題点:P4協定を進化させるアメリカの狙い」。


詳細は同会のブログで紹介される予定である。


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