豪雪に負けない!
風光明媚な国立公園・大山(だいせん)は観測史上、類を見ない豪雪に見舞われた。
元旦には市街地の米子市で89センチ、境港市で72センチもの積雪を記録。
雪崩による死亡事故、漁船の転覆・沈没、ビニールハウスや畜舎の倒壊など、鳥取県内各地で被害が続出した。
大雪のため立ち入りのできない場所も多く、いまだに被害の全貌は明らかになっていない。
大山町では牛舎が雪の重みで倒壊し、牛が死亡する事態に。
豚や鶏の飼育にも大きな影響が及んでいる。
なかでも、国道431号沿線では保安林(松の木)が5,900本も折れ、鳥取砂丘の周辺でも1,300本が倒れることに。
想定外の被害であるが、自然災害に負けない粘り強い鳥取県人の底力を発揮したいものである。