『中国最大の弱点、それは水だ!』
1年ぶりに新著が出版されました。
タイトルは『中国最大の弱点、それは水だ!――水ビジネスに賭ける日本の戦略 』。
角川SSC新書のために書き下ろした作品です。
尖閣諸島問題をはじめ、膨張を続ける中国が日本の水資源に触手を伸ばしている現状から書き起こし、世界で20億人が困っている水不足の実態を明らかにしました。
実は、食糧とエネルギーをめぐる争奪戦の陰で、水の奪い合いが始まっているのです。
そんな中で、日本の誇る水関連の技術が世界の水メジャーによって喰い物にされている実態は深刻さを増しています。
日本企業が有する水の浄化や節水、リサイクル技術はピカイチです。
こうした優れた技術を日本経済の再生のみならず外交戦略に生かさない手はありません。
また、環境面からの水道水の見直しは世界的な傾向となっています。
水ビジネスをめぐる最新動向と日本発の技術の秘められた可能性を分析。
渾身の一冊です。
お楽しみ下さい。