北朝鮮が明らかにした菅欠陥内閣
今朝、自民党の国防部会では緊急会合を開き、北朝鮮による韓国への砲撃事件を巡って関係省庁の担当者を呼び、政府の対応の問題点を質した。
党三役が顔を揃え、それぞれ菅政権の危機管理の欠如を指摘し追及したのである。
今回のような国家の安全にかかわる重大事件や大規模災害が発生した場合、閣僚は30分以内に官邸に集まり、緊急対策の会合を開くことが決められている。
しかし、今回、関係閣僚が集まったのは事件発生後、実に6時間が過ぎた後のこと。
防衛大臣も国家公安委員長も、都内にいたことは確認されているが、官邸に足を運ぶことはなかった。
まさに危機意識のない「欠陥内閣」と言わざるを得ない。
これでは、万が一、北朝鮮からのミサイル発射が確認された場合には全く対応ができないことになってしまう。
「坐して死を待て」とでも言うのであろうか。
頼りの米軍からも必要な情報が提供されなかった模様。
民主党政権となり、「日米安保の空洞化」も気になるところだ。
一刻も早い、真の意味での「危機管理内閣」の誕生を期待したい。