北朝鮮の韓国への砲撃 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

北朝鮮の韓国への砲撃

本日、北朝鮮が再び韓国(延坪島)に対する砲撃を加えた。

今回は200発の砲弾が発射され、60以上の民家や施設が破壊された。

韓国の海兵隊員2名が死亡。

民間人の負傷者も20人も出た。かつてない独裁国家の動きである。

北朝鮮軍は「0.001ミリでも自国の領土が収奪されるようなことは許さない」と声明を発表。

その背景は不明だが、金融界では「最高指導者の金正日死亡説」が駆け巡った。

北朝鮮では最高指導者が交代する時に、軍事的な強硬姿勢を見せつける行動をとる前例があるからだ。

今回は核開発や6カ国協議再開をめぐり、特にアメリカとの交渉を有利に進めようとする思惑もあったと見るべきであろう。

それにしても、相変わらず感度の鈍い反応を見せているのが菅総理である。

「第一報は報道で知った」と記者団に語り、関係閣僚会議の開催決定も事件後6時間もたってから。

すでに韓国軍全部隊は非常事態体制に入っている。

また、アメリカのホワイトハウスはすぐさま北朝鮮の攻撃を非難し、韓国への支援を強化する旨を公表している。

それに比べて我が国の対応はお粗末すぎて、この先大丈夫かと不安に駆られるのは小生一人ではないだろう。