浜町徒然草〜CHANMALU JAPAN~ -51ページ目

Rudie story8

「ちょっと来て」

「え?ちょっ…!」


マイクマスタはワイニー子に手を引かれトイレ脇の暗がりに連れていかれた。

なぜだか期待と不安が入り混じる…。

ドキドキ…。

しかしそんな下心もアットユーマノタメゴロー的な速さで打ち砕かれるのだった。


「アンタ…、さっきのあたいのショーケース…どうだった?」


「最高だったよ!かっこよかった」


「ふぅーん。」


「え?どうかした?」


「本当かい?」


「な、何が?」


「アンタ…あーしは聞いてたんだよ?」


「ふぇっ、さっぱりなにがなんだか…」


「あーしのダンス見ながらヤらしてくれそうだのヤリマンだの、

…聞こえてンダヨっ!!」


ガツンッ!


「いってえ!何すんだてめえ!」


ほんの数人がマイクマスタとワイニー子のやりとりに気づき近寄ってきた。


「何じゃねえよ!あーしはねぇ!コレに人生掛けてんだよ!



「へっ…そうかい」


「なっ…!」


ガサゴソ…デカオが少し酔った顔して近寄ってきた。


「おい、マイク!どうした!?」


「デカオくん、こいつ…わけわかんねぇよ。」


「なぬっ、ワイニー子、こいつがなんかしたのかいっ!」


「あ、アンタたしか…

dekaow…だっけ…」


「おう。久々だな。
おめぇがココ来るなんてな。

どーゆー風の吹き回しだい。

しっかしだな、
おれのツレがなんかしたんかい?」



「ケッ、どうかしてるよアンタのツレ!」


ガチャッ。


「へい、ワイニー子とやら。おめーさん人違いしてるぜ。」

「!?」
トイレからいきなり真っ黒に日に焼けた髪の毛が長い男が現れてそう言った。


「ヤマン。おれはジョニー。ここの近くで床屋やってんだけどよ。」




そういってワイニー子、デカオ、マイクマスタに拳を合わせてきた。


「アンタ、見てたとでもいうってゆーのかい?」


「ザッツライト。あそこのカウンターにギャル汚がふたりいるだろ。あのチャラいやつら。
あいつらがこのボーズのとなりでさっきのセリフ言ってたぜ。」


「え…本当なの?」


「土曜の夜につまんねぇ嘘つくかよ。」


「はあぁぁ…。ごめんなさいっ!!」


ワイニー子は頭を思いっきりさげた。


「けっ」


「まあまあ、マイク、許してやれよ。あー、血がでてる…」


「フンッ、バカヤロ。アンタがすげーダンサーだかなんだかシラネェガこちとらナオンにパンチもらったのはじめてだぜ。」


「ほんとにごめんなさいっ!」


「まあ、ワイニー子、おめーの気持ちも分かるが相変わらず手がはぇーなあ。その拳は殴るためにあるんじゃねぇだろ。ヤーマンするためにあるってどこぞのdeejayも言ってるだろーが。まあー女はヤーマンできねーけどな。」



「マイク君、ごめん。ビールおごるね!」


「ちっ、しゃーねぇなあー… デカオくん、こーゆーのを何ていうんだっけかね?」


「犬も歩けば棒に当たる」


「いみわかんねー。まあ、飲もうよ。」


「だな!」


デカオとマイクマスタとワイニー子はひょんなことから乾杯した。


「くそっ、ビールが傷にしみるぜ」


「アハハ」


つづく…

Rudie story7

「んがぁぁぁぁ」


「デカオくん!デカオくんたら!」

「んがっ?ブヒッ」

「もう昼過ぎだよ。」

「だれだオメエ」

「マイクマスタです」

「おお、そっかそっか。スマンドリル。寝ると記憶がなくなるんだよな」

「マジ?」


「嘘。よっし行くかー!」

「いきやしょー」


バタムッ


二人は街にでた。


12時間後…

「もう夜やんかー!どうしてくれるん!」

「デカオくんが出るっつーからパチンコきたんでしょー」


「しゃーねぇなー。いつものクラブいこか。」


「そうしましょーや」


そうして二人は出会ったクラブに行った。


ズンズンドンドコズンチャカズンチャカ


「今日はダンサーのイベントみたいだな。」


「本当だ。カワイイこいるかな!」


「あっ、あいつを見てみろ!」

「うわっ!ゲロマブ!チョーバイブス高ぇっすねぇ」

「おう。あいつはな、ワイニー子といって、地元のダンスホールクイーン、通称JDHQに選ばれたヤバイブスなsexyダンサーだ。」


「へぇ~…どーりでヤヴァイ腰のふりな訳ダ!」

「あいつとワイニーすると2時間は立てねぇっつー噂よ」


「立てない!」


「ああ。ついていけねーワケヨ。こっちの足腰、膝までもがズタボロにヤラレちまうっつーハナシ!」


「ハンパねぇっスネ…」

「正真正銘ラガだな。」

「んですね」

ツカツカツカ…

「ちょっと坊や…」

「え?」


つづく…

Rudie story6

デカオはオリジナル実体験を作り出している真っ最中であった。

「すげーなあ…
しかし金の掛かるラガだね。」

「まあな。しかし得るものはデカい。」


「そんなもんかねえ。デカオくん、一体ラガってなんなのかね?」


「ラガとは…人に聞くもんじゃねぇな。
まあ、じぶんなりに体得してみろよ。
今のやっこさん、いやおまえさんに一つ助言をくれてやろう。栄養。野郎。」


「おねがいします。」


「恋には3つのingが必要だ。
feeling
timing
happning
の3つだ。」


「なるほどねぇ~。
って関係あんの?」


「恋もレゲエも一緒ダロガ」


「はい」


「そんじゃー一眠りしてから30万つくりにいくか」


「うん」


つづく…