万引き、性犯罪(痴漢、わいせつ行為、強姦など)の被告人は、何度も何度も性懲りもなく繰り返す人間がいかに多いかということ。
その都度、彼らは裁判で、
「深く反省しています。二度とやりません」
と言うが、またやる。
かりにそれが執行猶予期間中でも。
こんな人間たちを毎日相手にしている検察官、裁判官は、
被告人のほとんどが嘘つきに思えてしまうことだろう。
被告人が嘘つきか否かは以下の質問で大体わかる。
「今まで捕まった以外で万引き(痴漢)したことありますか?」
「いいえ。ありません」
と答える常習被告人は嘘つきの可能性がかなり高い。
彼の言葉が真実だとすると、100%失敗する(=捕まる)という論理になるからだ。
傍聴を重ねると僕はこう感じてきた。
この人たち、自分の意志ではやめられないんじゃないの?
と。