弁護士の作戦傍聴していて弁護士の中で上手いなあと感じる人は、 前半に被告人をやたら責め立てるような質問を続ける弁護士。 検察官の言いたいことを先回りして出し尽くしておいて、検察官からの攻撃の効果を弱めようとする作戦です。 そして、後半に情状すべき質問の流れに持っていきます。 検察からの攻撃を先回りし、厳しさ(猛省の促し)と弁護のメリハリを上手に進行していく弁護士は、 見ていてヤリ手に感じます。 下を向いて機械的にボソボソ喋る弁護士はダメですね。 プレゼンテーション能力が求められます。