今は
もう秋
誰も
いない海♪


というToi et Moiトワエモワの名曲も有りますが、それはさておき、有休金曜日と土曜日を利用して、木曾御嶽山に登って来ました。

木曜日は朝から一式を持って出勤し、仕事が退けた足でそのまま新幹線、中央西線と乗り継ぎ、中津川にて前泊です。


 

 

 


翌朝0643発の電車で木曽福島駅に到着したのが0742。

開田(かいだ)口登山口行きバスは0747発、けっこうギリギリだったのは仕方無いですが、トイレに行っている間に、まさかの乗り損ね(@ ̄□ ̄@;)!!ソンナバカナ
まぁ確か0810発というのも有ったような…

バスの時間は予めネットで調べてはいたのですが、知らない場所のバス時刻表ってなんであれほど分かり難いのだろうか?
前述の0747と0810は別の表に載っていたのですが、今イチよく分かっていなかったのです。
バス乗車券売場に行くと、よく分からないながら0810発は無いとか(翌日からだったかも?)。

マズイ!
背に腹は代えられず、急遽タクシーで登山口まで向かう事に(。>д<)

この辺り、開田高原なる保養地?っぽい名称で、白馬のような場所をイメージしていましたが、人もクルマを稀で終わりの方は轍が酷い未舗装路に( ̄▽ ̄;)ダツリンシソウ
タクシーでこの道大丈夫?

登山口はまだ先でしたが、「アタマ回せるところまでで良いですよ」と、4号目の登山口まで数百mといったところで下ろして貰いました。

さて
木曾御嶽山には幾つもの登山道が有りますが、中でも開田口登山道はかなり長い登山道となっています。


間も無く4号目登山口に到着、鳥居を潜りました。

 


金曜日とは言えそれなりに人がいると思っていましたが、全く人の姿が有りません。
そう言えば、木曾福島駅にもそれっぽい人見なかったような?
平日ってそんなもの?

この時期の登りは呼吸も筋肉もキツキツになりがちなので、意識的にペースを抑えて登ります。

 

 


緑が濃い!

食べられそうなキノコも…確認はしていませんが( ̄▽ ̄;)

人がいないのはともかく、ちょいと荒れ気味だな…
桟道が壊れかけていたり、倒木を潜ったり跨いだり、下草が濃く下が見えなくなっている事も有りました。

かなりキツいな…

5号目6号目7号目と進み、やがて背の高い木々が減り、そろそろ森林限界かと思えば、あれあれ、登山道辺りはともかく、左右はまだまだ高い木々が有るような…


森林限界って、今までもっと突然来るような印象でしたが、まぁこういう事も有るのでしょうか(´・ω・`)?

何だろう?
ランの仲間?

ところで、今まで登った山は携帯圏外が普通でした。
今回は近くに大きな街が有るという程でもなく、当たり前のように圏外だろうと思っていたのですが、なんと殆どの場所で圏内(@ ̄□ ̄@;)!!
すぐ近くに基地局が出来たのでしょうか?
会社の業務連絡がteamsでちょこちょこ入って来るのに閉口しました(。>д<)

やっと稜線が指呼の間に見えて来ました。


…と言いつつ、山では距離感が惑わされ気味であり、近くに見えてもまだかなり有るという事が少なくありません。
そして、かなりの急傾斜をつづら折れして登っているので、まだかなりかかる筈…
しかもアレは外輪山とも言うべき、三ノ池の手前の縁で、三ノ池の先でまた登る筈です( ̄▽ ̄;)マダサキハナガイ

 

 


暫くつづら折れを繰り返して、先ほど見えた縁に漸く辿り着きました。


キツい(。>д<)

 

 

 


ここからは這松の間をトラバース…


バタバタバタ
這松の中から出てきたのは雷鳥!

 

 


右手の尾根との高度差が無くなってくると、その向こう側の三ノ池が見えてきました。

 


標高2720mの開田頂上と呼ばれる場所で、三ノ池は水深役者13mと日本の高山湖で最大深度を持っているのだとか。
そして瑠璃色の水は御神水と呼ばれているそう。


湖畔には鳥居と祠がおわします。

この場所を開田頂上と言いましたが、すぐ先にも尾根が立ちはだかっており、気分的には全く頂上ではありません。
脚はかなりキツキツですが、何度も何度も三ノ池を振り返りつつ、久々に味わうアルペンムードを堪能して登って行きます。

 

 


あれ?
久しぶりに人の声が…と思えば、今登っている道が突き当たる数十m上を3人パーティーの人が横切って行くところでした。
タクシーを降りてから、他の人の存在を初めて確認しました( ̄▽ ̄;)

ここからは池巡りコースでもあるので歩く人も多いのでしょう、けっこう多くの人を見かけました。
薄々感じてはいましたが、どうやら開田登山道は今ではあまり使われていないのかもしれません。

 


尾根を越えると、いきなり避難小屋とサイノ河原と呼ばれる窪地の彼方に、この日宿泊するニノ池小屋が見えました!


例によって近くに見えますが、実際にはまだけっこう有るでしょう…おそらく直線で700~800mくらい?   

 

 

 

 

 

 


並んだ祠などを横目に窪地へ下り、たくさんのケルンが並ぶ中、窪地を横切り再びガレ場を登ります。

(裏口ですが)漸く着いたーーーo(^o^)o


おや?
隣にはまっ平らな場所が広がっていますが、ヘリポートなんて有るんだ…いや、これがニノ池だ!

 

 

 


すっかり干上がっておりました(@ ̄□ ̄@;)!!

先ほどの三ノ池はすり鉢状で底が深くなっていますが、ニノ池は極めて扁平な、殆ど水溜まりのような池だったのでしょう。
いやー実に衝撃的な光景でした( ̄▽ ̄;)

もう1530を回っていたので、この日の歩きはこれで終了。
ビールを飲んで日光浴しているうちに睡魔が…

この日は金曜日だったからか、小屋もかなりゆったりと使えました

翌日も好天に恵まれますように(。-人-。)
(-.-)Zzz・・・・