最近はイラン情勢が深刻さを増し、その分ウクライナ情勢の注目度が減ったように感じています。
状況としてはおそらくどちらも決め手に欠けており、ウクライナはクリミア半島を含む占領地からロシア軍を追い出すつもりである一方、ロシアは占領地が有るうちにさっさと手を打ちたいが譲歩はしたくないというのが本音でしょうか。

そんな中、驚くようなニュースが有りました。
ウクライナ軍がドローンと地上ロボットだけによる攻撃で、ロシア軍の部隊が降伏しその地を占領したのだとか。
もちろんそのコントロールは人間が行っており、ロボットらがAIで自ら戦っている訳ではありません。
場所や規模は不明ながら、ほぼ一月前の話です。

この戦争においては、何年も前からドローンが大量に使用され、兵士ばかりか装甲車両も数多くドローンの餌食になっています。
それでも歩兵を伴わないドローンとロボットのみで敵の部隊を降伏させるとは⋯
怖い時代だ!

当事国であるウクライナにすれば、そもそもロシアとは人口が圧倒的に違い、いくらロシアより犠牲者が少ないとは言え、従来のように人間の兵士を前面に出していたら、兵士総数という分母で不利なのは確か。
人命を最優先すべきなのは自明であり、戦争を仕掛けられた側であるウクライナとしてはそれは当然の帰結と言えるかもしれません

一時は砲撃と塹壕戦という前世紀的戦争だった時期も有りましたが、すっかり新しい戦争の形となった気がします。

ミリタリーマニアで、特に戦車や軍艦好きな私ですが、ロボットによる戦場というのはちょっとなんだかね⋯
そしてロシアも同じ戦術をとるのは間違いないと思いますが、両軍の兵士が誰もおらず、ロボットしか無い前線と考えると、占領とか戦争の意義さえ全く変わっていきそう。

それにナンセンスを覚えて、戦争そのものが無くなっていけば最善なのですが、人間がそこまで賢明にはなるにはまだ早いかな⋯