未来の国からやってきた

知恵と力と勇気の子ーーー
と言ったらスーパージェッターですが、それとは別の話です。

昨年の話になりますが、防衛装備庁によってレールガンの試験動画が公開されました。

【レールガン】ATLA　R&D　Projects　Progress　in　FY2023（防衛装備庁の研究開発事業） (youtube.com)
レールガンを開発している国は幾つか有りますが、現時点では日本がややリードという事でしょうか。

それはそれとして、日本では弾道ミサイル防衛用として考えられているよう。
素人考えですが、弾道ミサイルに対してコレって有効なのだろうか…

弾道ミサイルとは、その弾頭が宇宙から凄まじい速度で落下してくる物であり、その迎撃と言うからには、当然上空に向かって弾丸を発射する訳でしょう。
しかし、発射後から加速していくミサイルと異なり、火薬の爆発による従来の弾丸だろうと、レールガンだろうと最速なのは発射直後であって、発射後にどんどん弾速が落ちていくのは同じでは…

そして速度が落ちるという事は弾丸のエネルギーも落ちていく訳で、極めて強固に作られている筈の弾道ミサイルの弾頭を、高高度で破壊する事が可能なものなのか？

人工衛星や航空機に搭載するというならまだしも、地上や艦船に搭載したそれでは、弾道ミサイル防衛にどれだけの効果が有るのかでしょう？

むしろ戦車の主砲や、エリアディフェンスとしての方がよほど有効な気がします。
私の認識がそもそも間違っているのかもしれませんが(´・ω・`)?

米軍では開発で先行していたレールガンを断念し、指向性エネルギー兵器、つまりレーザー開発に舵をきったよう。
こちらもアニメなどであるように当たった途端に爆発するというより、ある程度の時間照射し続ける必要が有るのではないか…という気もしますが、はてさてどんなものだろう？