去る土曜日はちょっと早起き。
0730の電車から乗り換え乗り換えでやって来たのは、JR成田線の香取駅。
そしてここから遥々歩いて向かったのは銚子駅でした。

2021年1月に初詣として拙宅から成田山まで歩いており、昨年は成田駅から香取神宮を経て香取駅。
その続きとしての銚子駅までのロングウォークという訳です。

当然ですが、成田までの時や成田からの時と比較して、スタート場所への移動に時間がかかる為、普段の出勤時よりも早い時間となってしまいました(。>д<)

香取駅は香取市と同名の駅ですが、同市の中心というわけではなく、同市の中心はお隣の佐原駅となります。

佐原は江戸期に商都として栄えた町であり、その佐原市を核に近隣の香取郡の自治体が合併した訳なので、第三者としてはここが香取市という名称である事に違和感を感じなくもありません。

香取駅に到着~


あれっ(´・ω・`)?
けっこう人がおりました。
香取神宮最寄駅とは言え、ここから歩いて行く人が多いとは考え難い…
何か有るのかな?

さて
歩き始めたのは概ね0920。


駅を出てそのまま真っ直ぐ歩けば、すぐにR356に出ます。
右折!

対面通行ですが、クルマが前にも後にも見えない事は少ない…という程度には次から次へとクルマがやって来ます。

国道ながらこの辺りは田舎の大通りという感じであり、歩道が無いところや、路側帯は有っても民家の植え込みや空地の雑草、道路沿いの薮などが盛大にはみ出しているところが多く、歩き易さは今一つ。

 


間も無く、頭上を横切って行くのはJR鹿島線。

 


JR鹿島線は1970年開通という、国鉄から継承した路線の中でも比較的若い路線です。
その為、単線とは言え立体交差が当たり前の高規格路線となっています。

余談ですが、JRの旅客列車が走る鹿島神宮駅までが同線の路線というイメージが在りますが、実はそうではありません。
JRの路線としては、一つ北側のカシマサッカースタジアム駅までとなっています。

このカシマサッカースタジアム駅は、かつて旅客を扱わない北鹿島という貨物駅でした。
その為、当時から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線列車が両社の業界駅である北鹿島駅を越えて国鉄の鹿島神宮駅まで乗り入れていたのです。
後にスタジアム駅となってからも、ここは試合が有る日だけの臨時旅客駅となっています。
余談終わり

再びR356を進んで間も無く看板が現れたのは側高神社(そばたかじんじゃ)。

銚子駅までの道から少し外れますが、ちょっと寄り道して来ました。

 

 

 

 

 

 


なるほど~香取神宮の第一摂社なのか…


祭神は深秘という事ですが、するとやはり武神なのかな?違うかな?
お詣り(。-人-。)


この道は銚子街道とも呼ばれる古くから有る道という事なのでしょう、側高神社ほどではないにしても、この後も沿道には寺社が数多く有りました。


やがて圏央道が頭上を跨ぎます。


千葉県内の圏央道は、松尾横芝~大栄がまだ未開通ですが、この区間に有るトンネルも先日貫通したようで、現在2026年度の開通予定となっています。

これは廃校なのかな…(´_`。)゙

 


間も無く見えてきたのはのは香取駅の次の水郷駅。


なかなか瀟洒な駅舎ですが、見える範囲に川などの気配は感じません。
利根川も大した距離ではないものの、水郷らしさを求めて同駅を下りてがっかりする人も或いはいるかも…?

これは読めない… 


しかし近くには一ノ分目、三ノ分目という地名が有り、また近くのバス停から察するに、「いちのわけめようはいすいきじょう」でしょう。

なんと古墳も有りました(@ ̄□ ̄@;)!!

 

 

 


名称不明ながら、色々な花を見れました。


こちらの神社、妻部の覆いと言うか斜めの側壁はコルゲート板のようですが、なんだかダース・ベイダーを思い出します( ̄▽ ̄;)

 


水郷駅の次、小見川駅手前にはくるまやラーメン!

ロードサイドのラーメンチェーン店も色々有りますが、中でも一番好きなのがくるまやラーメン。

かつて出身高校の近くにも有り、大学生の頃はよく行っていたからでしょうか。
数多有るラーメンチェーンの中では、知名度がさほど高くなさそうなのが残念至極。
実籾駅近くのお店は、今でも偶にお邪魔しています。

小見川駅は道路からは見えず…ここはちょっと離れているよう。
確か、昭和の時代には釣り客目当て?で、
小見川行気動車急行か何かが有ったような…

 

 

 


鹿島の工業地帯でしょうか。

次の笹川駅との間で香取市から東庄(とうのしょう)町に入ります


ここは中世の荘園東荘に因む地名で、房総平氏の千葉胤頼が東氏(とうのし)を称してここを根拠地としました。
正直、活躍した一族とは言い難いですが、千葉宗家が滅んだ内乱を鎮圧する為、美濃に移った子孫が幕府から派遣されてきたりと色々有りますが、長くなるのでそれは割愛します。

それにしても駅と駅の間が長い…
船橋市辺りとはずいぶん違います( ̄▽ ̄;)

小見川駅の次は笹川駅。
笹川と言えば、天保水滸伝でお馴染みです。

 

 


なんと遺品館(@ ̄□ ̄@;)!!

 


でも見ている暇は無し…改めて機会が有りますように!

更に次は下総橘駅。


かなりシンプルな駅舎です。
実はトイレをお借りしました。

やがて銚子市に突入!


しかし、まだ15km以上先です。


金属の故買が流行っていますからね…

ダメ!ゼッタイ!


波崎の風車群が見えて来ました。

 

 


閉店しているようではありますが、お店の看板にまで貼るのは如何なものか?

 


おそらくこちらがそのお店だった場所でしょう。

なんと(@ ̄□ ̄@;)!!

下総豊里、椎芝、松岸と経て、次は漸く銚子駅!

 

 

 


あと数kmというところで時刻表を確認したところ、ちょうど良いのが1735の特急。
その後はかなり空くので、1726各停を目指して急いだのですが、どう見ても無理!となった時点からはノンビリ歩いて行くと…

 

 


到着ーーーーーー♪

多少の寄り道込みで凡そ42,1km、奇しくもほぼフルマラソンの距離で、食事時間込み8時間15分くらいでした。

前回の成田~香取や前々の拙宅~成田より短いイメージでしたが、今回がダントツに長かったです( ̄▽ ̄;)

この時間だと閉まっているお店も多く、2楽曲に利用した吉原食堂はいっぱい。

NEWDAYSを覗いてみたところ、なんとチーバくんのお酒を発見(⌒0⌒)/~~

さて
勿論疲れてない訳ではないですが、座っているうちに脚が固まるなど、後のダメージも特に無く、少しは歩ける脚になってきたかな…と安堵しています。

それはそうと、これで拙宅から銚子駅までを3回に分けて歩いた事になり、更に言えば2019年に拙宅から高田馬場まで歩いているので、高田馬場~銚子駅を4回に分けて歩いたとも言える訳です。

次はどっち行くかなーー 
銚子大橋渡って鹿島神宮を考えましたが、これは今回以上に長そう( ̄▽ ̄;)

まぁ、おいおい考えていきまょう(*^^*)