この週末、土曜日は都内の島散策などをしてきました。

 


と言っても、伊豆諸島でもまして小笠原諸島でもなく、江戸川区の妙見島です。

東京メトロ東西線浦安駅から上り電車に乗ると、すぐに旧江戸川を橋梁で渡ります。
この際窓の外を見ると、旧江戸川の中に島が浮かんでいるのが見えますが、これが妙見島です。

主観的には、学生時代の引っ越しバイトで、浦安市当代島が移転先という事が有り、この江戸川に浮かんでいるのが当代島か?と、トラックの中で相談したのが初めてです(当時はナビなど無く、運転手さん私物の地図で近くまで行ったら、あとは走り回って現場を探していました)。
結局、当代島は旧江戸川左岸の地名であり、旧江戸川に浮かぶ島でなかった訳ですが、その印象はアタマの中に残りました。

間も無く西葛西のダイエーでバイトを始め、そこで会った人が妙見島で働いていた事が有るとかなんとか…そこはちょっと記憶が曖昧ですが、この頃クルマでこの辺りをよく走っていた事も有り、学生時代は妙見島の姿をけっこう頻繁に目にしておりました。

それ以降は東西線に乗る時に見かける程度でしたが、舞浜から旧江戸川~新中川を歩こうというプランを持っており、その際は妙見島も歩いてみよう!と思っていたのです。

そんな妙見島ですが、今回は浦安市郷土資料館などと搦めて初上陸する事が出来たという訳です。

先ずはオバレンでお馴染みJR京葉線新浦安駅で下車、境川沿いに出て北上。
市役所に脇を抜けて郷土資料館へ。

色々な資料もさる事ながら、やはり特筆すべきはこちら。

 

 

 

 

 

 


かつての埋立前の浦安を再現した家家です。

竹トンボや名称不明のこちら…

 


私の幼少期はブリキやプラスチックのおもちゃが主流になっていましたから、それよらもっと前の時代でしょう。

 

 


こうした木や竹で作るおもちゃは、作り方を書いた本が発売されており、私もそれを見ながら、下手くそなりに作った事も有りました
この昭和感が堪らん( ̄▽ ̄;)

そんなあちこちを見てからいよいよ妙見島へ。
葛西橋通りの浦安橋途中に階段が有り、ここから下りる事が出来ます。

 

 


妙見島初上陸(⌒0⌒)/~~

とは言え、この島には鍵形に折れ曲がった南北方向の道が一本有るだけで、あとは工場、ボートクラブ?寮?ラ○ホテル、舟宿、妙見神社くらいしか有りません。

妙見神社と言えば千葉氏、そうか!妙見島の名前は昔から知っていたので結びつきませんでしたが、妙見神社所縁の島名だったのか!

道路以外は工場を始め立ち入り出来ないところばかりであり、一通り歩いてもあっという間です。

 

 


葛西駅まで歩いて地下鉄博物館を見学…ここでは写真を撮り損ねました(。>д<)

そしてこの日のラストを飾ったのが深川江戸資料館。
ここも江戸の町を再現していますが、浦安と異なりこちらは屋内。
実によく出来ています(@ ̄□ ̄@;)!!

 

 

 

 

 

 

 

これは楽しい(^O^)

最寄りの清澄白河駅にはこのような案内も有りました。



郷土資料館って大抵の自治体に有るかと思います。
うちの市には大した歴史無いしなぁと思われる方も多いと思いますが、何も新撰組や戦国武将ばかりが歴史でなく、大抵の場所には豪族とか地侍とか国人などがいて支配しており、取ったり取られたり
正しく「一所懸命」で戦っておりました(よく「一生懸命」と言いますが、それは間違いから来た俗語であり、正しくは自分の土地を守る事に由来する「一所懸命」です)。
それらが全て歴史であるという事を、改めて感じさせてくれます。

それに郷土資料館は無料、或いは有料であっても低額であり、お手軽レジャーとしてもお薦めです(*^^*)