毎朝の通勤で利用する錦糸町駅。
この駅にはちょっとした謎が有ります。

南口と北口を結ぶコンコースからは、慣行ホーム快速ホームそれぞれに東側西側の2本づつ、合計4本の階段が有ります。

このうち慣行ホーム東側&西側、快速ホーム西側は左側通行ですが、何故か快速ホーム東側の階段だけが右側通行です。
蛇足ながら、千葉寄りに有る改札に繋がらない乗り換え専用通路は全て左側通行でした。

何故?

この右側通行や左側通行に関して、GHQとしては米国と同じにしようとしたところ、日本の社会に合わないといった抵抗の為、クルマは左で人は右という従来とおりとしたのですが、駅はその指導の範囲外であり、左側通行が多いとかなんとか?
分かったような分からないような…

 


確かに駅は左側通行が多いですが、では何故右側通行の駅が有るんだろう?
まして、同じ駅に双方が混在する合理的な理由が思いつきません。
いったい何を根拠に決めているのか、この辺り全く不明です。

そもそも、駅で自分が歩くべき場所がどちら側か気にしている人って、どれくらいいるんだろう?
「考えもしないし、自分が優先されて当然」
「気にした事は有るけど自分が優先」
「考えていないけど、他の人が歩いている側へ寄る」
おそらく、この辺りまでで半分以上を占めるのでは…?

さて
錦糸町駅はともかく、道路を歩く人を見ていると、左側通行の方が自然なよう。
法律上では、歩道と車道が分かれていない道路では歩行者は右です(実際にはもう少し細かい)。

しかし、私が帰路歩く道など、歩道と車道が分離していていない道でも自然に左側通行の人、ルールとおり右側通行の人が混在しています。

クルマと歩行者が逆なのは、対面する事でクルマのとっさの動きに対応し易いという理由だそう。
しかし、左右両側ともに彼方へ向かう人、此方へ向かう人がいる方が危険なのでは?

殆どの歩行者がルールを気にするならクルマと歩行者を逆にするのも納得ですが、現実にはそんな事はありません。
信号が赤でも、交差する青信号で歩道を渡っている人がいても、それでも自分が優先だ!と止まらない馬鹿丸出しの奴だって大勢いるのですから。
ならば、いっそのことクルマも歩行者も左側通行とした方が合理的と思います。

ベストよりベターです。