サッカーJ1の話題。

地元のFC町田が快進撃を続けてきたが、この節でついに得失点差で首位陥落となった。
テレ東のサッカー番組で町田浦和戦を特集していたので見ていたが、「え、平河いない」とあらためて気づかされた。
五輪前に海外移籍の話があったので、全く知らなかったわけではない。
ただ、移籍に関して大きく報道される事はなかったので、移籍先も知らなかったし、
浦和戦で決定機を何度も外したシーンを見ていると、「平河がいれば」という気持ちにならざるを得ない。この試合、結果的に引き分けとなったが、後半残り時間ギリギリで追いついた点では「負け試合を引き分けに持ち込んだ」「勝ちに等しい」引き分けと言えるのだが。

平河の移籍先はイングランド2部のブリストル・シティーだという。
英国で活躍している日本人選手は富安、三苫などごくわずか。
岡崎も活躍できた期間は短い。現状、遠藤でさえも苦労している。
武藤や宮市など鳴り物入りで渡った選手も、結局不発に終わった。

英国はじめ欧州では、言葉の壁に加えて、(表に出ないが)人種的な偏見は厳しいものがある。サッカーの能力がずば抜けていれば別だが、欧州の選手と変わらない力量では試合に出されず干される事が十分ありえる環境なのだ。まだ行くのであれば日本人選手が多数活躍した実績のあるドイツブンデスリーガの方がよかった。

まだ平河は海外デビューしたばかり。当然今後の活躍を期待はするのだけど、海外に渡っても活躍できるのはごく一部である事を考えると、町田に残ってJ1の優勝に貢献した方が平河にとってはるかに自分の能力を高くアピールできたのではないか。浦和戦も、平河がゴールを決めていれば勝っていたのに・・・と考えてしまう。
それだけ平河の移籍は惜しくて残念だ。

しかし、J1昇格シーズンに優勝争いをしている町田の活躍は予想外ですばらしいの一言だ。