2024/07/09

 

今週は投信ETFの分配金捻出売りが出ると言われながらも、本日の日経平均は最高値更新の799円高(+1.96%)と絶好調だった。対して自己保有株はわずか+0.12%の上昇にとどまった。日経平均の勢いに全くついて行けていない。別世界のようだ。

 

BSテレ東のニュースによると、225銘柄の7割が上昇、しかしバリュー株は値下がりが目立ったという。自分の保有株は優待、高配当株が中心で、世間の相場上昇の波に乗る事ができなかった。

 

この傾向は先週金曜日にも見られ、7/5(金)の日経平均は前日比1円安(0.0%)とほぼ変わらなかったのに対し、自己保有株は、一つ一つの下落幅は小さいもの、8割が下落して保有株全体でマイナス1.0%の下落幅となった。

このところ、保有株は日経平均以下の成績が続いている。日経平均は最高値更新の右肩上がりの急上昇カーブを描いているのに、自己保有株はほとんど変わらない平行線のような推移となっているのだ。

ニュースによると、中東の資金が流入した可能性があるという。そうなると物色されるのは中小型株よりも有名で上昇気流に乗った銘柄だろうから、上がる株はさらに上がるという結果となったのかもしれない。

私は配当中心の長期投資派なので、株価が上昇中でも低配当だとなかなか買う気にはならない。しかし、このところの日経平均の動きと保有株の乖離を見ると、日経平均が5万円になっても、保有株の評価額は現状とさほど変わらないかもしれない。保有株は一度買ったら放置するタイプだったが、リバランスして銘柄の入れ替えを考える良い機会かもしれない。