おはようございます
IT社会保険労務士の濵本絵美です
今朝ニュースで見ました
奨学金返済「出世払い」に=低所得世帯の学生対象―文科省
年収300万円以下の世帯の大学生が、卒業後に一定の収入を得るまで返済を猶予する制度を設ける
その目的としては「親の所得が子どもの就学環境に大きく影響してきている」ということだそうです
私も奨学金を借りて大学に通っていました
兄弟姉妹4人の我が家は子供1人にかけれるお金が少なくなるわけです
まぁ、それ以前にあまり豊な家計ではありませんでした
大学の授業料は祖母が払ってくれていました
確かに「親の所得が子どもの就学環境に大きく影響してきている」というのは現実だと思います
私は小さい頃「うちは貧乏なんだ」と思って育ってきました
よく考えれば4人子供がいるのに、父が脱サラして自営業始めちゃった日には、そらー、お金がない時代もありますよね
一応、私も個人事業主となり稼ぎが無い時期がありましたから、今となっては当時のこともよく理解できます
でも、子供にはそんな都合は理解できませんから幼い心には結構辛いものがありましたけどね・・・
礼耀くんには金銭面では寂しい思いをさせたくないと思うのです
かと言って、両親を責めている訳ではありません
子供を4人も育てた両親はスゴイと思いますよ
私には絶対に出来ません
リスペクトもんですよ、まじで
今となっては兄弟姉妹が多くて良かったと思いますしね
と、話は奨学金に戻りますが、猶予自体は以前からあったようですが、今回新たに世帯所得300万円以下の学生が奨学金を借りた場合も対象になったようです
国民年金の保険料納付においても
若年者納付猶予制度
という制度が平成17年の新設されて、30才未満の所得が少ない人は保険料納付が猶予されます
助成金においても
3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金
平成23年度末までの時限措置でしたが、今後も厳しい就職環境が続く可能性から実施期間が延長されました
平成24年6月末までにハローワークから紹介を受け、平成24年7月末までに雇用開始した労働者も対象となります
これらを見るだけでも、学生卒業したての就職が厳しいってことなんですね
私が就職活動した時も厳しいとは言われていましたが、2000年問題の影響かIT企業の求人だけは多かったので、私はそれで救われたと思います
IT企業の就職面接の時に
はまぁ「体力があるのでガンガン仕事できます」
面接官「うーん、頭の体力の方が必要だけどね」
( ̄□ ̄;)
というやり取りがありましたが、見事そこの会社から内定頂きましたから
ある程度は自分次第でよろしくない状況から脱却できますが、それが難しい方は制度をうまく使って、早く仕事に巡り会えることをお祈り致します
悲観していても仕方ないですからね
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府中をこよなく愛する自称「IT社労士」です
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