芥川賞と直木賞の関係性と違い | ハムの暇人ブログ

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日本の文学シーンにおいて最も権威のあるといっても過言ではないタイトルに芥川賞と直木賞の存在があります。それぞれ芥川龍太郎と直木三十五の名を冠した賞であり、この二つのタイトルは密接に関係しています。

 

ともに創設は1935年、創設者は菊池寛で文藝春秋社社長であるため主催も同社です。さらに、選考場所においても同じ場所の料亭・新喜楽の1階、2階で行われていました。選考も年2回とこれまた同様です。

 

芥川賞と直木賞はともに新人作家の発掘を名目として創設されているため、主に受賞者は新人・無名作家であることが多いです。しかし、近年少しその傾向が変わりつつあります。芥川賞は従来通り無名・新人作家が選考対象であるのに対し、直木賞は新人・中堅作家が選考対象という違いがあります。

 

今年の受賞作家である荻原浩氏に関してもそこそこ名の通った中堅作家であることからその選考対象の広さの違いを伺うことができます。また、ジャンルに関しても、芥川賞が純文学を対象としているのに対し、直木賞は大衆小説が対象という違いがあります。

 

二つの賞の間にはそのような関係性や違いがあるのです。これらの賞に関して読者目線で言うと、読んで分かりやすい面白さを求めるなら直木賞で、純文学が好きなら芥川賞の受賞作を読んでみることをお勧めします。