職場のおばさんが
怖いンである
イジワルな時もある
入居者さんが
凄い言い方するわねぇ
と、ボソボソ話している時も
あるらしい
他の職員にも
そういう感じで接されている人がいるので
その職員は
あっしを使って怖いおばちゃんを
排除しようとしたのだが
それじゃあ、つまんないの
あっしはその話は蹴飛ばした
第一、その怖い人
夜勤とかどんな勤務にも入れる人なので
万が一、辞めちゃうような事になれば
他の職員さんにも迷惑がかかる
あっしを使って
怖い人に立ち向かっていった職員は
人一倍文句を言う人なので
その怖い人が万が一にも退職したら
今度は一番に文句を言い始め
こんなシフトじゃしんどくて勤まらない
どうしてくれるのか
と、ヤイヤイ言うのが目に見えている
それよりもね…、
そのチャンスは意外と早くやってきた
或るお父さんが入居してきた
お父さんは
車いすでご飯に行って貰うのだが、
小柄だが男性なので、結構重い
怖い人に立ち向かっていこうとした職員は
どういうやり方なのか
このお父さんの移乗をした後、
腕が痛くて骨折、まではしてないと思うけど
ケアに差しさわりが、と
大騒ぎした日があった
あっしは、
仕事が出来ないと思われているので
まぁ自分から率先してケアして失敗
お父さんに怪我させても
と、遠慮していたのだが
そろそろ入らせて貰おうかな
と、思っていた
お父さんは重たそうだが
移乗くらいはそうまで難しいとも思えない
親切に教えてくれている男性職員からも
移乗については直伝されているから
大丈夫
さぁお父さんの移乗に行ってみようか
の、この時、
あっしはわざと怖い職員に
あっしの移乗、見て欲しいンです
と言ってみた
へっ?
私の事、避けてたでしょ
てな感じだったが、
避けてたンじゃない、
アンタがあっしを避けてたンだよ、
さんざん馬鹿にして笑ってたよね
さぁこい![]()
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あっしは慌てないように
丁寧に一つ一つ確認しながら
お父さんを移乗
ほほほほほ、成功したわ![]()
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成功するってか
今までもやってきた事で
他の人からも
注意された事は確実に潰してきた結果、である
怖い職員は、何か注意してやろうと
じいっと見入っていたが、
…、
最後のギャッジアップが少し足りないと言い残し
スタスタ去って行った
ほほほほほ![]()
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あっしが何にも出来ないって
馬鹿にしてたわよね
ちょっとずつ勉強してたざんす![]()
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てか、今までだって出来てたよ
ここで親切な男性職員に再度教えて貰って
今までより
楽にスムーズに出来るようになっただけ
怖い職員はこの後、
あんまり怖い言い方はしなくなった
管理者に色々言いつけるのもいいけれど
そんな事しても
怖い人の態度は変わらない
それよか、ちっとずつでも
認めて貰わないと
今の施設も辞めていかなくちゃならなくなる
せっかく時給上げて貰えたのに![]()
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仕事を落ち着かせて
にゃんこの事も考えて
自分のやりたい事もチミっとずつでも進める
時間もお金もいるンだけど
気持ちが落ち着かないとね
よけいに体が疲れちゃって
その分時間がとられて
そのせいで動けなくもなっちゃう
温存、温存![]()
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今年は何か始められるといいな
アホな頭も少しは回りますように![]()
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