職場に怖い人がいるンである
めっちゃ動いて、介護力もあって
とりあえずすごいンだが
あっしにめっちゃ
キツいよね![]()
キっツいものの言い方するンである
まぁ仕方がない
あっし覚えるの遅いのネン
覚えたら
多少まともに仕事も
出来るようになってると思うのだが
たぶんイライラするンだろな
ところがあっしてば
入居者さんからのウケは
結構いい
お爺ちゃんお婆ちゃんて
動作がゆっくりになってくるので
この仕事が出来ても
バタバタと慌ただしく動くこの職員は
ちょっと苦手なのかもなぁ
あっしの事を
非常に気に入ってくれてるお母さんがいる
以前は九州で暮らしていたそうで
多少認知症がはいってきてるので
九州に帰らないと
と、一日に何度も訴える
お母さ~ん、
もう九州には帰らないでよ
あっしはそう言って
そのお母さんを抱きかかえると
あったかいねぇ
あっしの体に顔をうずめてくれる
その日も
椅子に座って
ご飯を時間を待っていたお母さん
九州…と言い始めたので
行かないでよ、とあっし
で、肩に手を置くと
そのあっしの手をぐっと
引き寄せるお母さん
あっし
お母さんにおんぶされてる![]()
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のそこへ、怖い人、登場
ナニやってるンですか![]()
すると、そのお母さん、
ねぇ、怖いわねぇ![]()
認知症のお母さんなので
誰も注意出来ない![]()
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怖い人は、
そのままどっかに行ってしまいましたとさ
まぁでもおんぶはやり過ぎか
今度から気をつけますよ
でも、もうちょっとお母さんには
優しいトーンで
話してあげて欲しいなぁ
九州に帰れなくて
淋しい思いされてるン
大事にしてあげて![]()
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ね![]()
