こんな彼氏が欲しい（魂の叫び）
モノクロ写真でもわかる銀髪のセクシーさ。
カーディガンが好みすぎる。
まず最初に謝らないといけないことがあるのですが、前回の記事で頂いたコメントの返事が出来ていません。
ちゃんと目は通していますし、返事を返すのが苦というわけでもないのですが、ただでさえ記事の作成にかけられる時間が限られているのでいよいよ余裕が持てなくなってきました💦
更新ペースを守るのに必死になっているんじゃなくて、次を書くことに集中し始めると他が手につかなくなってしまうのです。
コメントを頂けるのは、もちろん嬉しいです。
承認制にしていますから承認させていただいたコメントはちゃんと有り難く受け取っている証拠です。
年々不器用になっていくブログ主をお許しください(；ω；)
今、韓国芸能界を最も騒がせているであろうこのニュースについてです。
I.O.I
Wanna One
IZ*ONE
X1
（デビュー順）
皆さんも1つくらい名前は聞いたことあるかと思います。これらのグループは全て、人気番組Produce101のシーズン1〜4から誕生したグループです。
私は視聴したことが一度もないのですが、複数の事務所から練習生や再デビューしたいアイドルを101人集め、人気や実力を競わせ、票数の合計で11位以内に入ったメンバーがデビューを勝ち取る番組です。
票数は視聴者投票がメインのようですが、オーディション過程の評価によってはさらに一定の票数が加算されるようになっていたみたいです。
そんなこんなで人気と実力を備えて選ばれた魅力的なメンバーたち、番組の中で生まれる人間ドラマが視聴者の心を掴みました。
メンバーが個々の事務所に所属しているという特殊な構成のため、どのグループも活動期間に制限はありますが、いずれもK-POPトップクラスのグループになりました。
社会現象になるほど影響力の大きい番組です。
このままシーズンごとに魅力的なグループが誕生し、ずっとK-POPを盛り上げていく…はずでした。
事の発端はX1のデビュー組が決まる最終順位発表。
1位から11位の票数の差が全く同じ数字になっているところが複数あり、たちまち票数操作疑惑が上がりました。
どんどん事態は大きくなり、ついには警察が捜査に動くほどまでに。
疑惑の中でもX1はデビューし、音楽活動の成績自体は好調でした。疑惑はデビューした時からあったのでスポンサーはおらず、地上波の音楽番組にも出られないという制限に苦しんでいたようですが…
しかし疑惑は晴れることなく、捜査の結果今月5日、番組を手掛けたプロデューサーが逮捕され、不正があったことも認めました。
票数の操作があったとプロデューサーが認めたのはIZ*ONEとX1が誕生したシーズン3と4だそうです。
プロデューサーの供述によると一部の？芸能事務所から40回以上の接待を受け、注ぎ込まれた総額は1000万円にも上るそう。
ファイナリストの20人もあらかじめ決まっていた出来レースだったという供述もありました。
あまりに大胆な不正の実態。ここまで酷い出来レースが今時あるのかという。事実は小説よりも奇なりとはよく言ったものです。
まず、事務所はこんな汚い手を使ってでも自社の練習生をこの番組でデビューさせたいのか？
という話ですが、答えはYES or YESでしょう。
韓国は練習生に対してレッスンだけでなく生活の面倒まで見ますので、練習生への投資額はばかになりません。
特に大手ではない事務所だったら経営は決して楽ではないでしょう。
生活の保障まで無償でする代わりにデビューさせてから投資額を回収しなければならないわけですが、韓国は事務所が多様でアイドル志望の若者なんて溢れ返るほどいますので、アイドルや事務所の数に対して売れるのはほんの一握りです。
非大手の事務所だと、自社のプロデュース力だけでは到底大成ドルを生み出せないという場合がほとんどです。
しかしProduce101はI.O.I、Wanna Oneと立て続けに成功し、非常に優れたブランド力があります。このオーディションに参加してデビュー組に選ばれれば成功は約束されているようなもの。
ひたむきにデビューを夢見て切磋琢磨した若者たち、として知られていますから好感度も高く、イメージモデルなどスポンサーからのラブコールも熱くて引っ張りだこです。Wanna Oneがまさにそうでした。
音盤も売れ、音源も売れ、広告収入がっぽり！
投資額を易々と回収して莫大なお釣りが返ってくるくらいです。
それほどの影響力を持つこの番組でデビューを勝ち取れるかに自社の運命がかかっているといっても過言ではなく、皆「Produce101ブランド」という甘い汁を吸い、自社のアイドルを金の卵にしたいわけです。
解散しても自社のアイドルはそのグループ人気で得た知名度でまた新たに売り出せるので、一時的なブームに終わらない可能性は大いにあります。
実際、シーズン2に出演したNU'ESTはそれまで鳴かず飛ばずで後輩のSEVENTEENと大差がついてしまうなどK-POP界では空気でしたが、番組の人気に引っ張られてブレイクし今も人気を保っています。
彼らはもともと優秀なグループだったっていうのも大きいですけどね。
今回のことは言うまでもなくProduce101製作陣と芸能事務所との癒着が悪なのであって、IZ*ONEとX1のメンバーに罪はありません。
たとえ不正を知った上でデビューさせてもらったとしても責められるものではないと思います。仮に告発などすれば事務所を裏切り、自分のチャンスまで潰してしまうことになりますから。その辺は明らかじゃないですが。
しかし世論は彼ら彼女らに対する逆風が強いようです。
その煽りを受けてIZ*ONEのカムバは無期限延期になり、IZ*ONEメンバーの出演番組でシーンがカットされたり、IZ*ONEを干そうとする運動みたいなのも始まっているようです。
X1も今後の決まっているスケジュール以外の活動は不透明…デビューを強行しておいてこれは本人達にとってもファンにとっても残酷ですよね。
特にIZ*ONEはデビューして1年経っており、既にデビュー後のファンをたくさん獲得しているはずで、もう十分に自分たちの力で歩いているのだから今更発覚した不正で活動に歯止めがかかるのはどうなのかなと思ってしまいます…
「私たちは活動できる期間が決まっているからどんな仕事も一生懸命やらなきゃいけないとメンバー同士で話している」と日本の番組で特集されている時に話していたのをたまたま見ていて、頑張ってるんだなぁと素直にそう感じました。
IZ*ONE未だに全員覚えられていないけど、韓国の曲は好きです。人気は落ちてしまうかもしれないけど、活動続けられるといいなと思います。
しかしIZ*ONEを支持する人たちがいくら「彼女たちに罪はない」と主張しそれが正しくとも、現在「不正」「〇接待」というダーティなイメージとIZ*ONE・X1は切り離せない状態にあります。
過去にあったジミンちゃんTのことでも、Armyがどんなにジミンちゃんの素晴らしい人柄を主張しても、一般人からしたら知ったこっちゃない話であり、彼らの頭にはBTSのメンバーが◯日Tを着用したという事実だけが残ります。
批判するという流れならそれに乗っかってしまうのが世論というもの。
とにもかくにも今回の件は、欲深いおっさんたち（おっさんだけじゃないかもわからんけど）に踊らされた視聴者と若者たちが気の毒すぎるとしか言いようがありません。
I.O.IからX1まで良い曲はたくさんありますし、マンネリを防ぎつつ正々堂々とした選考を行い続けていたら長年愛されるコンテンツだったでしょうね。
この件は番組の知名度の高さもあいまって、あまりにも仕組まれすぎていてぼろが出ましたが、芸能界にはここまで酷くはなくても日常的にやらせやら癒着やら裏マネーが動いていると思います。
芸能界に限った話じゃなく、利を求める組織の集まりには絶対に付いてくるものだと思います。
しかし悪いことをした分、自分に跳ね返ってくることが多いのも事実。しかしその時に自分だけではなく、多くの人を巻き込んでしまうのが組織です。
権力を持つものが「自分さえよければいい」精神ではどうしようもないですね。
韓国では公開オーディション番組が人気ですが、その中でも1、2を争うほど有名なProduce101シリーズが不正まみれだったということで、これからの芸能界に影響を及ぼすのは間違いなさそうです。
渦中のIZ*ONEもX1も、可哀想だけど今はじっと耐えるしかないんだろうなと思います…
ファンにとっては悪夢ですね。
防弾少年団は格が違うし自力で売れたから関係ない、良かった〜。
と単純には思えません。今回の件に関してはマジで何の関係もありませんけどね。
ですが同じアイドルを愛する者として辛い気持ちはわかりますし、防弾少年団もどこかで歯車が狂っていたら…
例えばパンPDがモニたんを発掘していなかったら。
グクが違う事務所を選んでいたら。
デビュー組に選ばれたのがジミンちゃんではなかったら。
花様年華をリリースするタイミングが違っていたら。
今でも売れないグループだったかもしれず、とっくに皆バラバラになっていたかもしれず、そもそも防弾少年団というもの自体存在していなかったかもしれず、不正に巻き込まれていたかどうかはわからないですがこの番組に参加して起死回生を計っていたという可能性はなきにしもあらずです。
今の防弾少年団にはProduce101を超えるほどのブランド力と影響力があります。欲に塗れた人たちに食い散らかされて今まで築き上げたものを無駄にしないよう、ビッヒさんには良識的な運営をお願いしたいです。