ソロ活動もいいけど、やっぱり7人が良いですね♪
みんな黒髪なの推せるゥー！
遅ればせ過ぎますが、皆さんご存知のとおり、安倍元総理が凶弾に倒れて命を落としました。
計8年以上も総理を務めただけあってその存在感は抜群であり、政治と政治家に疎い私でも非常にショックでした。
日本で銃撃、その相手が元総理、さらには死に至らしめるという何もかもが衝撃的な事件です。
警備の手薄さや杜撰さが散々言われていますが、犯人は前から安倍元総理をつけ回していたということで遅かれ早かれ襲撃を受けていたのかもしれません。
他の場所だったらもしかすると致命傷だけは回避できたかもしれないと考えるとやるせないですけどね。
しかし元総理でも普通に街頭演説ができる治安の良さを誇る日本、悪く言えば平和ボケしていて誰も銃撃への対応に慣れていませんから、奈良のあの場所が特別手薄だったからみすみす致命傷を与えさせてしまったとは言い切れなさそうです。
繰り返し報道番組で流れていた安倍元総理の亡くなる直前の元気な自己紹介を見ると、「この時は間もなく命を落とすなんて夢にも思ってないよな…」と切ない気持ちが込み上げました。
総理は常に矢面に立つ仕事であり、個人的にはこれほど割に合わない仕事もないだろうと思っています。
安倍さんの政治家としての能力は私の勉強不足と関心のなさが相まってどう評価して良いかよくわかりませんし、芳しくない疑惑もいくつかあったと記憶しています。
しかし激務の中であらゆる責任を追及され、あらゆる発言を取り上げられ、野党やマスコミに叩かれ、国民に非難され、それでも身を粉にして働かなければならない。熱意や功績の10%も国民には伝わらない。私利私欲だけではできない仕事だと思います。
そんな仕事を持病を抱えながら8年やり切って、現在も党内の大物なのに地方に出向き、暑い中で一生懸命に応援演説をしていた姿勢は素直に立派だと思いますし、このような最期を遂げるのは悲しいです。
普段は安倍さんのことなんて特に意識していないのに、いなくなってしまうと急に虚無感に襲われるこの現象は何なんでしょうね。それほど無意識のうちに生活の中に根付いた人物だったということでしょうか。
政治家と芸能人には多くの共通点があります。
まず、どちらも公の場に立たなければなりません。つまり、不特定多数の人間に顔を知られることになります。
また、どちらも人々の支持を集める必要があります。政治家には賢さや有能さも必要ですが、人気や知名度が当選や支持率の大きな決め手となります。それらは顔や人柄に左右されることが多く、その辺も芸能人とさほど変わらないのではないかと思います。
そして、どちらもスキャンダルが命取りになります。政治家は人々の生活に直結する責任の重い仕事であり、税金で高給をもらっています。
汚職やパワハラ、失言など誰かを傷つけることはもってのほか、本来はプライベートな問題である不倫などもかなりのイメージダウンになります。家族を大切にできない人に行政を任せられるのかって話になってきますからね。
どれだけ努力して素晴らしいイメージを作り上げても、たった1つの不祥事でそれまでの評価が簡単に覆り、場合によっては何もかも失います。そこも芸能人と同じです。
他にも、芸能人に所属事務所があるように、政治家にも政党という所属があります。無所属の政治家もいますけどね。
事務所の大きさが所属芸能人のプロモーションの強さに繋がるように、政党の大きさは政治家の人脈の強さや出世に繋がります。1人の力で成り上がるよりも、組織の中で大物に取り入りながらコツコツと力をつける方が着実ですからね。
自民党は与党であるが故に批判されがちであり、私も自民党が素晴らしいとは思いませんが、個人的にはなんだかんだ安定感があると思います。というよりも、他の政党がパッとしなさ過ぎて、野党に政権を任せたところで日本が劇的に良くなるビジョンがあまり見えないです。
有名であるが故に受ける被害や苦痛を例えた言葉に、有名税という言葉があります。
安倍元総理を襲撃した犯人は母親が宗教にのめり込んで破産したことで宗教団体に恨みを募らせ、その団体を広めた(と本人は主張している)安倍氏を狙ったと供述しています。
個人的に財政難の苦しみ、家庭崩壊、そして順風満帆な人生を奪われた恨みはもちろんですが、母親が息子である自分を顧みなかったことが何より辛かったのではないかと思います。
これは家庭内だけで解決すべき問題ではなく、けっこう根深い社会問題だと思います。詐欺まがいの宗教活動や度を過ぎた献金は規制すべきです。
安倍さんと某宗教団体の詳しい関係はわかりませんが、仮にズブズブだとしても、それで命を狙われるのはどう考えても理不尽極まりないです。もちろん相手がたとえ教祖であろうと幹部であろうと許されません。
しかしながらただ有名だから、影響力があるからという理由でターゲットにされることもあるのです。見知らぬ誰かに知らないところで一方的に負の感情を抱かれ、最悪の場合は前触れもなく実害を受ける。しかも予防するのは極めて困難。そこが有名になることの恐ろしさですね。
有名税は有名になることを選んだ以上はある程度仕方ないとは思いますが、命まで奪われて仕方ないで済ませられるはずはありません。こんな理由で殺されていい人はどこにもいないと思います。
この件で、有名人相手にここまでする人もいるんだなと怖くなりました。BTSが謂れのない理由で命に関わるような被害に遭わないことをひたすら祈るばかりです。SPさんがいざという時はしっかり守ってくれるといいのですが…
BTSに限らず公人全般、常に公の場にいるときは誰かに狙われるかもしれないという心掛けが必要かもしれません。それに神経をすり減らすのは気の毒ですけども。
さて話は変わりまして、中学時代の校内暴力疑惑が原因で活動休止していたルセラフィムのガラムちゃんがグループから脱退及び契約解除となりました。
ガラムの処遇について宙ぶらりんな状態が続いていたので、ちょっとスッキリしてしまっている自分がいます。しかし同じくらいかそれ以上にモヤモヤします。
なんせ、声明文ではいじめ疑惑がどうなったかについて全く触れられていないんですよね。活動休止になる前は
「ガラムはむしろ被害者なんだ！」→「友達を庇ったんだ！暴力は振るってないんだ！」
と話が二転三転しながらも必死に弁明していたのに、今回の発表は
「もう決めたことだからさっさと忘れてくれよな」
とでも言いたげな素っ気ない文面ですよね。
こう見ると、やはり学生時代に受けた処分は妥当だったのかなと受け止める人が多くても仕方ないかと思います。
本人は辞めたくなかったけどこれ以上は不利益が出るから辞めさせられたのか、それとも想像以上のバッシングに苦しんで自ら身を引く意思を固めたのか。
正直、事務所からも離れるのはびっくりしました。個人的にはこの先どう足掻いてもガラムに対する批判は避けられないだろうから、グループからは離れてソロで活動したら良いのではと思っていたところでした。これ以上他のメンバーに皺寄せが行くのは可哀想ですし、どうしてもHYBEが手放したくないならそうするしかないのかなと。
散々言われていますが、無理にデビューさせたのが一番の悪手だったのではないかと思います。年齢的に今回のデビューを逃したらもう厳しいだろうというわけではないですし。
疑惑が事実なら自業自得なのかもしれないけど、せっかく夢を叶えて有名事務所からデビューできたのに、1ヶ月も経たないうちに活動を中断せざるを得なくなり、悪いレッテルを貼られて世間に顔も割れ、最終的には事務所からも切られるなんて悪い夢なんじゃないかと思います。私だったら一歩も外に出たくなくなりますね。
だからこそ本人が歌手を志望した時点で、こうなる前に周りの大人が止めてあげないといけなかったと思います。せめて処分を受けた身で芸能人を目指すからには相当の覚悟を持つべきだと助言してくれる人はいなかったのでしょうか。
ガラム本人は5号処分のことを隠し通せると思っていたのか、事務所が守ってくれると思っていたのか、私は悪くないから問題ないと思っていたのかよくわかりませんけども…
誰かを虐げた人間が成功して幸せになれると思うな、という意見には一理ありますが、不特定多数の人間が寄ってたかって叩いて引き摺り下ろすのもなかなかえぐいですよね。
でも、それくらいアイドルにとって過去の行いは深刻に受け止めるべき問題というのはわかります。たくさんの人に愛されたいなら愛される努力をするべきですからね。
うだうだ言っても起きたことはもう仕方ないので、彼女が思い詰めないように家族など誰か支えてくれる人がいるのを願います。残りのメンバーに迷惑がかかるようなことさえしなければ、振り切ってYouTuberになってもいいじゃないですか。YouTubeは見たい人だけが見るんだし。
ルセラフィムは大ファンというわけではないんですけどなんだかんだ気になっていて、ウンチェちゃんがお気に入りです。残された5人は最初からガラムはいなかったかのように振る舞うしかないんだろうなと考えるといじらしいです…
ガラムが活動休止してすぐに完璧なステージを見せてくれた5人ですから、心配しなくてもきっと大丈夫ですよね。次のカムバックも楽しみにしてます。ウンチェちゃんのパートが増えますように笑
それではこの辺で。アディオス！