所信にないこと | はじめてのアマチュア無線

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アマチュア無線を始めたばかりの方、あるいはン十年ぶりに再開局された方、アマチュア無線のイロハを解説するブログです。

前回で、所信の詳細は終わりますが、JARLに提出した資料には載っていない事項も記載しておきます。

 

・JARLの処理のEDP化

 折しもハムフェア2024では、メールでの受付をすることが発表されましたが、これまでは手書きの用紙で受け付けたものをパソコンで打ち直していたんですよね。メールで少なくともコピペに変わりました。

同様な話が、JARLの会費処理でもあります。クレジットカードや銀行振り込みもできるようですが、入会申込書を送って、郵便振替(コンビニも可)で支払って、という昔ながらのスタイルが残っています。

方法として残すのは良いですが、今どきはクレカは勿論、paypalやamazonPAY等で決済できるのが今のネットの世界です。

JARL事務局の世界の話になりますが、効率を上げていくことも必要と思います。

 

・JARLフレンドリーショップの活用

 フレンドリーショップは、馴染みがあるものとして、JARL会費支払と年に1回あるありがとうキャンペーン(八重洲機対象)くらいです。QSLカードの転送受付はフレンドリーショップでなくてもできます。店舗の立地や広さにもよりますが、ショップの協力を得て、体験局運用や、セミナーなどの開催をするのも良いのではと思います。

 

・アワードの見直し

 現在、JCCは800、JCGは500が発行されていますが、市は東京23区を市とみなすルールで800を超えますが、現存する郡は400なく、これからアマチュア無線を始める方にJCG400、500は絶対取れないアワードとなります。同様に市郡区をベースにしたAJAも1バンドのMAXはざっくり1300、現在のAJA最高ランキングは約30,000、単純計算で23バンドで全市郡区を取らなければ超えられないことになります。アマチュアバンドは135KHz帯から248GHz帯まで合わせても25バンド(数え方で多少違うかも)なので、理論上は可能でも現実的には非常に難しいです。もっとも、消滅市郡区をすべてカウントしても、17バンドが必要なので、達成されている方は素晴らしいの一言ですが。


この辺りを一回クリアし、新JCC、JCGアワードとし、2025年1月以降の更新が有効とでもすれば、ビギナーもOMも一斉スタートですので、楽しめるのではないかと思います。古くから楽しまれている方のために、現行アワードはレジェンドJCCアワードとかに名前を変えてもいいのかも。

 

そのほか、不法局への対応や、総務省等への対応、国際対応等、やるべきことはたくさんあります。私には案を提起できないものもJARLの業務ですので、気づきがあれば、上げたいと思います。