令和6年 日本アマチュア無線連盟 地方本部ごとの社員(関東)に立候補しました | はじめてのアマチュア無線

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アマチュア無線を始めたばかりの方、あるいはン十年ぶりに再開局された方、アマチュア無線のイロハを解説するブログです。

 

こちらは、HAM-NETのブログではありますが、中の人(JL1JAH)は、このたび、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟の令和6年社員選挙に立候補しました。

 

これまでも、ハムフェアやQSLカード問題など、一部を記載させていただいておりました。

これまでの活動を含め、ご支援いただけると幸いです。

 

選挙公報は記載できる内容も限られていますので、こちらに記載します。

 

コールサイン JL1JAH

氏名      野口 誠之(ノグチ マサユキ)

年齢      58歳

職業      自営業

資格      第一級アマチュア無線技士

 

  略歴

 1978年 開局

 1984年 ハムフェアに出展者メンバーとして初参加

      以降、2023年まで出展者として連続出展中。

 1989年 NIFTY-Serveアマチュア無線フォーラム(FHAM) SYSOP就任

      今のSNSの走りとして、絶大な人気が集まり、最盛期は15万人の会員を抱える大所帯となる。

      ハムフェアや、JARL総会、支部大会等への出展を行い、パソコン通信を介してアマチュア無線の普及に貢献

 2014年 子供向け電子工作教室、無線通信教室(特小機を使用)を開催。

      コロナ禍で中止となる2019年まで継続。延べ1000人以上の参加者がある。

 2021年 アパマンハムながら、7~430MHz帯全バンドに復帰。HFはFT8を中心にオンエア。

              カムバックハムとして、NHK「NEWSシブ5時」に出演。

 

 

  2022年~23年 コロナ禍後に再開された、ハムフェアおよび地方ハムフェアに出展を再開。

      東京港区で体験局運用を主催したほか、アマチュア無線相談会を複数実施。のべ30人ほどの参加があった。

 

  所信

以下は、立候補にあたり、JARLに提出した資料と同じです。

もう少し細かい考え方の説明や、活動記録などは別途記載させていただきます。

 

JARLに対して自分ができる貢献(具体的に)

・ハムフェアの改革
 出展費用が非常に高いこと、入場料の女性無料など、お金にまつわることが非常に多いです。
(女性の無料化は2024年は撤廃されました→ここは意見を出しました。)
それでも、毎年赤字となっているハムフェアを出展者目線で値下げし、さらにJARL目線で効率化、低コスト化を行います。まずは出展申し込みや説明会のオンライン化など、人件費のかかるところから着手します。(会場については、2024年の移転でおおよそ半額になっています。→ここは意見を出しました。)
 

・若者育成、体験局運用
電気に興味を持てる工作教室を定期的に開催します。参加いただける方は小学校中学年位が多いですが、10年先のアマチュア無線家を育てるための先行投資です。体験局イベントを年間数回レベルで開催し、無線に対する興味を持ってもらえるようにします。また、体験運用の機会を増やすために、体験局運用を実施した経験のない方向けにガイドを行います。
 

・カムバックハムの支援
いろいろな場所でアマチュア無線の話になると「昔やっていました」という方に遭遇します。
復活したいと希望される方も多くいますが、長年の間に電波法の改正やバンドプランの変更、スプリアス認定制度など、法的に変わったもの、手順が変わったものなどが多数あり、すぐに復帰できない方も多数います。(スプリアス認定されない機種をお持ちの方もいます。)
これらの方が復帰の途中で挫折をしないように、支援をしていきます。
 

・ハムの終活支援
JARL会員の層が70歳代が中心となっている中、ハムの終活というテーマも重要という認識をしています。アマチュア無線家が亡くなった後のたくさんの機械は、無線をやっていない家族にとっては迷惑なものです。タワーやルーフタワーはメンテナンスされなければいずれ倒壊等の危険が伴うものであり、アマチュア無線家のタワーが倒れて隣家に被害をもたらすというニュースが流れてしまっては、アマチュア無線家の肩身が狭くなります。アマチュア無線の終活を皆さんと共に考え、支援していきます。
 

・JARL NEWS問題、QSLカード問題
 JARL NEWSが読まれない、不要論すらありますが、会員誌としての使命はあります。まずは希望者への電子配布(紙印刷の削減)から始め、将来的に完全電子化の流れを作りたいと思います。点字JARL NEWSのように社会的貢献のある事業については、その数等を把握しながら進めたいと思います。
 QSLカードの遅延問題と電子QSLへの布石については一緒に進めなければならない問題と認識しています。JARLとして電子QSLをどう扱うのか見当を早急にすすめ、並行して遅延しているカードの問題を考えていきます。