いやぁ、よかった!!ほんとよかった!!!
ネタバレ含むので、一応下げます。まだ見てない人はバックしちゃってくださいね;
うん。
なんていうか、ありゃりゃぎさんがかっこよすぎた。
家族になら迷惑かけてもいいし、嘘ついてもいいし、頼ったっていいし……家族ってなんかすごいよね。
あたしは今のところ、家族のために死ねるのかって聞かれたら、「どうなんだろう」って思っちゃうような人間なんですが。←
性善説と性悪説なら、あたしは俄然後者推しというか。推すってのもおかしいけど。
例えば人間の本質が悪だとして。
誰だって、悪になりたくて生まれてくるわけではないわけで。
それをうみだされてしまうものだから、悪として生きるほかなくなって……ということはほんとうに悪なのは、生み出す親ということになって。親にも親がいて、子もいつか親になって。
悪としてうみだしたんだから、ちょっとくらい迷惑かけたって、頼ったって許してよね!!みたいな。笑
まぁ哲学的な面でいうと、だいぶ違ってくるんですが……。
そこんとこはあれですな、アニメ脳というかラノベ脳というか。そういう視点で考えたいと思います。だってアニメだし。笑
「お前は俺のために死ねるか?」
ってありゃりゃぎさんが聞いたときの、火憐ちゃんこたえ。
なんかもう、すごいかっこよかった!!
偽物とかじゃないんだよ。
偽物だから価値がないとか、そういうのも違う。
偽物でも、ずっとずっと家族だったなら、家族に変わりないし、それ以外の何物でもない。家族のあいだでは、偽物だとか本物だとか、そんなの関係ない。
全部背負って悪になるっていうありゃりゃぎさんかっこよすぎて惚れるかと思ったわ……←
忍ちんもかっこよかった!!ほんとに。
“本物とそれによく似た偽物、そのどちらに価値があるのか。”
わたしだったら、迷わずに「本物でしょ」っていったと思う。
けど、かいきさんかっこよすぎるよね。
偽物でもいいんだよね、別に。
それに気づかずに生きていたとして、別にそれは悪でもなんでもない。だって知らないんだから。
知らない、気付かないことを悪だっていうほど、世の中ひどくもないと思うし。
偽物だって気づいてしまったら、本物になれるようにがんばる。
それがだいじなんだよね、きっと。
もーーーーー!!!
西尾維新作品との出会いはクビキリサイクルなんですが。
面白いって勧められて買ったものの、最初読み始めたとき
「なんだこれ」
って感じで、面白くなくって。
しばらく本棚で眠ってたのを、ふいに積ん読がなくなったときに、しょーがないからこれ読むかーって読み始めたんですよね。
それがなんか、西尾維新ってこんなに面白いって思うようになるなんて。
その変化自体こそ面白いわ。とか思っちゃうww
こんなにひかれるのは、たぶんねー……なんかすごい、自分がほしかった言葉がちょこちょこあるからだと思うんですよね。
なんていうか、自分は自分だけど、それをいつ如何なるときも押し通せるほど強くはないし。
例えば誰かが望んだり、強要してきたりしたら、私はすぐに私を変えちゃうんだと思うんですよ。
人間、変わるのは難しいよねーっていうけれど……私にとって、変わることは難しくないんですよね。
たぶん、水みたいなもんなんだ。カメレオンとか。
ほんとの自分っていうのを垣間見たときに、「あ、これがほんとうの自分なんだろうな」って、どこか冷めた目でみてしまうというか。笑
だから、「偽物でもいい」って言葉にはなんかもうね、涙でた。笑
毎度のことですが、アニメ見て私泣きすぎwww
ちょっともう感動しすぎて、うちに残す子ハムにこよみとか、かれんとか、つきひってつけちゃいそうww
(今のところ「アオイ」とか「ミヤビ」とか考えてるww)
いやー、いいアニメだった!笑
悪だろうと、かっこ悪かろうと、弱かろうと……別にいいんだよね。
誰かのためになにかしたい。そう思う瞬間は、たしかに正義なんだよ。きっと。
うううう~化物語読んで、早く次の買いにいこう。
というかもう1作品くらい、まるっと映画化してほしい。笑
コメレスせねばー!!
(∩ω・。)ノシ