君は綺麗だね



キミはいつもボクにそういう

ボクはいつもこう返す



キミの方がキレイだよ



初めてキミを見たとき、ボクは天使様かと思ったんだ

だって、大好きな絵本の天使様そっくりだったのだもの

窓から差し込む光がキラキラとキミを取り巻いて

とても、キレイだった

触れてはいけないようで、そこだけまるで別のもののようで

(姉さまはそういうのは神秘的というのよ、と言っていた)

こうやってキミとおしゃべりするようになっても

ふとしたときに思うんだ

キミは本当にボクと同じ人間なのかと

天使様が気まぐれにボクらに近づいたんじゃないかと


そういうと、キミはいつも笑うんだ



ほら、やっぱり、君の方が綺麗だ



ボクはキミの言う、やっぱりがいつもわからないけど

キミがとても嬉しそうに笑うから

心の中で

ほら、やっぱり、キミの方がキレイだそう呟くんだ

(キミが何といおうと、キミはボクのキレイな天使様)