ロンドンの良好物件は基本的に予算オーバー、

少ない予算で手の届く物件の9割は難あり…という

過酷な不動産内見体験…100件は下りません。

現在はロンドンから離れ、ひっそり暮らしておりますが

子どもが生まれる前まではロンドンでしたし

その後、ロンドンの大学に進学した子どもの為に

更にその後のステップアップ物件への引越しの為に

(子ども達自身が忙しかったので結果的に私だけで)

第一回目の内見に出かける事が多かったのです。

大抵は、一回見てボツになります…(涙)

お金…

お金さえ十分にあれば

きっと楽しいんだろうなぁ…と哀しみつつも

こんな物件が次から次へと出て来るのはロンドンだから

と半ば楽しんでもおりました。

しかし

心に強く残る「とんでも物件」は数多あるものの

写真や間取り図など物件情報が残っていなかったり

記憶が曖昧になっていたりして

拙ブログに記録するのは億劫になっておりました。

実は

ここから記録する核心部にも写真はありません。

衝撃を受けたものの、不動産屋さんの前で

その写真を撮るのが恥ずかしかったのです…。

そもそも

物件自体は「とんでも」でもなく

良心的で十分考慮に値する物でしたから。

では一体

何が問題だったのか…

それはエレベーターです。

ちなみに英国ではエレベーターを

リフト( lift )と呼びます。

それ以外の呼び方を英国で聞いた事は記憶にありません。

また

エレベーターの階の数え方が日本とは異なります。

日本の1階は G(ground)階(floor)

日本の2階は1(first)階(floor )

となり、一つずつズレます。

ヨーロッパの国ではこの数え方が多い様です。

さて

では、そのリフトに一体どんな問題が??

それは

ロンドンの中心街からは地下鉄で10分くらいの

近郊とは呼べないがドップリ中心街では無い地域

そう

中心街ほど「とんでも物件」は見かけない様な

独身の日系企業駐在員に人気の地域でした。

ロンドン中心部や、この地域には1930年代に

日本ではマンションと呼ばれる様な大型アパートが

盛んに建築されましたが

ロンドン中心部で見かけるのは10階近くあり

一番下の階には大型商店が入ったりしています。

その地域のアパートは、そこまでは大きくない傾向があり

そこも4階ぐらいで60戸ぐらいの良い感じの大きさでした。

「なかなか良さそう…」

と期待に満ちて不動産屋さんの後をついて

エレベーターのドアを開けた途端…

衝撃

小さい

マジで小さい

それは

エレベーターと言うより

「ワードローブ」かと思うくらい、いや

日本の四畳半のアパートの押し入れよりも

遥かに小さいエレベーターでした…。

ちょっと

立てかけられた棺桶に入るドラキュラ気分が

味わえそうなほど小さなリフトでした…。

2人は入れたので何とか用は足せているんでしょうが

パヴァロッティとか

超巨漢な人だったら無理なんじゃ無いかと疑える様な

めちゃくちゃ人を選ぶリフトだったのです…。

しかし

もっとすごいのは

その後

その地域の似た様なアパートのエレベーターは

申し合わせた様にその大きさ…いや…小ささだと

判明した事でした…。

振り返ると

写真を撮っておかなかったことが悔やまれます。

いや

そこまで小さかった訳が無い…などと

自分の記憶が信じられない自分がここにおります…。

もっとも

大抵それらの建物には立派な階段が中央にありました。

4階くらいだったら歩けって事でしょうか?

イギリス的には

たったの3階ですし!!(笑)(笑)

 

下の写真は

ロンドン中心部の大型アパートにありがちな

普通の大きさのリフトです。

階段の中央部を有効活用した様なリフトを

ヨーロッパではよく見かけます。

このアパートは8階まであり

全てstudio flat(ワンルーム・マンション)でした。

30年代、独身者に好まれた住居だそうで

当時は自炊しない住人用に食堂もあったそうです。

 

 

 

↓ロンドン中心部の1930年代アパート↓

 

宜しければ、過去の記録もどうぞ

 

↓宜しかったら、こちらもどうぞ!↓

 

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