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こんにちは、ハルです。
今日は、
ミッドポイントだけではまだ
第二幕で書くべき内容を
見失ってしまいそう、
そんな人に向けた、
第二幕の
もう一つの指標について、
お話したいと思います。
もしあなたが
この方法を知ってると、
第二幕前半、後半を書く上で、
書くべきものがさらに
明確になり、
プロットカードを
どんどん埋めていけるように
なります。
また、不足しているカードを
埋めることもできるようになり、
「シーンが足りない!」
なんて、
頭を抱えることもなくなります。
そして何より
長い長い第二幕、
物語の脱線を防ぐことが
できるようになります。
反対にこれを知らないと、
「なんか、中盤ダレたよね」
と、いう感想をもらったり、
「最初は良かったんだけど、
途中から、
なんか迷走し始めたよね」
と言われます。
そして、
「最初は良かったし、
いい感じで、
期待できると
思ったんだけどなぁ」
と、
暗に言われることでしょう。
「中盤が少し、
わかりづらかったかな」
とか、
気を使ってくれている
のがわかる、濁した言葉で。
そういうコメントを
貰っているときの
いたたまれなさは、
かなり辛いものがあります。
気を使ってコメントされる
ような物しか書けない、
と、
嫌でも思い知る瞬間です。
辛いですから、そんな目に、
あってほしくありません。
映画脚本の手法に、
それを回避する
便利なツールがあります。
それは
「ピンチ」
です。
危機の方の
ピンチではなく、
挟む方のピンチです。
うっすらの知識だけで
これを「危機」だと勘違いして
いる人がいたら、
気を付けてください。
危機に番号をつけたって、
長編は書けません。
混乱の元、
書けなくなる元です。
ピンチについては、
20世紀フォックス、
ディズニー・スタジオ、
ユニヴァーサル・ピクチャーズ
などの脚本コンサルを歴任し、
全米脚本家協会で
殿堂入りした脚本家、
シド・フィールドの
解説を引きましょう。
『第一幕が終わると、
次は第二幕に取り組んだ。
プロットポイント1から
ミッドポイントまで
組み立てていくと、
ある重要なカギとなる
シークエンスが、
前半をひとまとめに
していることに気が付いた』
『ブリュッセルから帰国し、
アメリカでの
ワークショップでも
このシークエンスを導入した。
すると受講生は、
みなすぐその重要性を認め、
第二幕の
重要ポイントだといった』
ミッドポイントで分割した
第二幕の前半を、
あるカード(出来事、シーン)
がひとまとめにしている、
ということです。
シド・フィールドは
第二幕前半をまとめるものを
「ピンチ1」
後半をまとめるものを
「ピンチ2」
と呼んでいます。
プロットポイント1から
ピンチ1を目指し、
ミッドポイントに向かって
物語は進む。
ミッドポイントから
ピンチ2に向かって
物語が動き、
プロットポイント2
に到達する。
ミッドポイントまでと、
ミッドポイントからの
道のりに、
目印を置いて、
「何を書くべきか」
の指標とするわけです。
さて、ピンチ1を
設定してみましょう。
①ミッドポイントを使って、
第二幕の前半、
後半のサブコンテクストを
明らかにする。
前半、後半で
書いていることは、
「何について」か。
それがサブコンテクストです。
他記事では
「書くべきこと」
と呼んでいます。
②プロットポイント1から、
ミッドポイントまで物語を
動かす、代表的な
出来事は何か考える。
これが、ピンチ1です。
ピンチ2は、
ミッドポイントから
プロットポイント2の
間となります。
こうやって、
第二幕には
以下のような
空間が生まれます。
・プロットポイント1から
ピンチ1まで。
・ピンチ1から
ミッドポイントまで。
・ミッドポイントから
ピンチ2まで。
・ピンチ2から
プロットポイント2まで。
プロットポイント、
ピンチ、
ミッドポイントという、
これらの目印に向かって
シーンを配置していけば、
脱線することは
もうありません。
シーンが足りなくとも、
不足している空間に
カードを追加するだけです。
このようにしていけば、
長い第二幕の
プロットカード書きも、
怖くありません。
脱線を防ぎ、
纏まりのあるプロットを、
サクサクと
書いていくことができます。
これをしないままだと、
第二幕がまとまりを欠き、
ダレてしまうかもしれません。
それに、
カードが不足しているのを
薄々わかっていても、
どこに何を追加すれば
いいのかがわからないと、
解決もできません。
行きつく先は未完です。
そうならないためにも、
ピンチを使えるようになってください。
今すぐ、基本の
パラダイム図を書いて
第二幕前半の真ん中に
点を打って、
「ピンチ1(ここに向かって進む)」
と書いてください。
それだけで、
どんなシーンを
配置すればいいのか、
見えてきますよ。
それでは。
追記
重要なおしらせ







