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こんにちは、ハルです。
 
長編執筆の一番の敵と言っても
過言ではないもの……
 
 
「今書いているところ……
 これで大丈夫なのかな」 


という不安
 
私もこの時期に差し掛かって、心が折れそうになり、
何度立ち止まったことか……。
 

自分が書いている物が、本当に完成できるのか。
ちゃんと面白い小説になっているのだろうか。
こういった不安は、長編を書いていれば、
必ずやってくる大きな壁です。

 
この高く厚い壁を乗り越える方法、
あなたは知りたくないですか?
  
今回は、この不安を乗り越える方法について、
お話していきます。
 
 

「誰しも不安に思うものなんだ」

とあらかじめ理解しておくと、
不必要に追い詰められることがなくなり、
穏やかな気持ちで執筆を進めることができます。


 
 
私が長編を書けずにいたころ、
「本当に作品は完成するのか」という不安に駆られ、
心の余裕がなくなったことがありました。

気づけば、生活は荒れ、

床にはゴミが散乱、不健康な食事……。


今までの努力が水の泡に

なってしまわないかと、
気になって仕方がありませんでした。


どれだけ書いても、まだ半分にも到達していない原稿。
事前に準備したプロットも信じられなくなり、
一つ躓いただけで、
執筆をあきらめかねない状態でした。

そんな状態が嫌で、逃げるように
友達と遊んで、忘れようともしましたが
結局は気も晴れず……。
長編の書き方を知らなかった私は、そのまま、執筆を断念してしまいました……。


 
 
せっかく頑張ってきたのに、
こんな不安に負けて諦めてしまうのはもったいない!

 

今、長編小説を書いているあなたには、
「書きたい物語」をあきらめないでほしいです。
 
なので、これからこの不安について、
知っていきましょう。
 
 
「本当に完成するのかな……」
「面白いものになっているのかな……」
こういった不安は、まだやったことがないことに対して働く、
人間として当然の反応です。

先のことがわからないから、不安になるのです。

また、脳には恒常性というものがあって、
変化から元に戻ろうとする性質があります。

今まで長編を書けていなかったあなたが、
急に何万字も書くようになると、
それを「元の短編しか書けないあなた」
に戻そうとする力が無意識に働くわけです。

人間にとっては、変化=ストレスですから、
これが、小さな不安をさらに大きくしていくのです。

「急に長編小説が書けるようになろうとしているぞ!
 ストレスだ! ストレスだ!」

と、あなたの中に芽生えた「大丈夫なのかな……?」
という不安を焚き付けてきます。 

F
この不安、いつまで続くの?
 
A
私の経験上、第三幕(全体の3/4)を

書き始めるあたりまで、続きます。
 

 


ここで一つ、マインドセット。
 
「ちゃんと完成するのかな?」
「ちゃんと面白いのかな?」
「今書いているところ、これで大丈夫なのかな?」
こんな不安が一度湧いたら、第三幕まで続くと、
あらかじめ思っておきましょう。


先は長い、と先に意識しておくことで、
過度の重圧を感じることがなくなるからです。

では、この不安をどうやって
乗り越えるか?

 

その方法が、
私が長編を完成させられた時に試した3つのことです。 
 
① 今していることをそのまま継続

 


② ページを戻って推敲しない



③ 毎日、何文字書けたかを記録する。


 

自分のしていることが正しいのか
不安になるというのは、それだけの時間と文字数を積み上げ、
長編が完成に向かっている証拠です。


この期間に入ったら、
頑張ってきた自分を褒めてあげてください。
ここまで積み上げてきた文字数を、
何度も見て、実感してください。

そして、振り返らないでください。

不安な気持ちを乗り越えるカギは、
精神面が握っています。
 
 
モチベーション維持
なによりも重要です。
 

今やっていることを続けていれば、
脳は自然と、今の「書けるあなた」に
慣れてきてくれます。

そしてそのころには、書き上げてきた実績が、
あなたに自信を授けてくれます。

そうすれば必ず、あなたの長編小説は
完成に向かって行きます。




自分が書いている内容を信じ切れないと
悩んでいる方は、今すぐ頑張ってきた事実を
労って褒めてあげましょう。

 

大丈夫です!
 
その不安は、誰にでも訪れるもので、
脳が少し、動揺してしまっているだけです。 
「長編も書けるんだよ」と、態度で示してあげましょう。

 
自分に優しく、リラックスした気持ちで、
長編を書き続ける力
を、蓄えていきましょう。

私は
「今書いていることは、これで正しいのか、大丈夫なのか」
と不安になったら、

「お、この時期が来たか。今回は早いな」

くらいに思うことにして 、それ以上は考えず、

机に向かっていました。
不安でも、手は動きますからね。


そうやって一日の終わりに、

8000字とか10000字とか記録すると、


「ああ、今日もたくさん書けた」

 

と、一つ気分がよくなりますよ。


ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
それではまた。

 

追記

重要なおしらせ

https://ameblo.jp/halwrite9000/entry-12487061637.html