わああああああああああ………
水沢君、その言い方、絶対岸谷さん誤解したぞ!だめ、どうしよう、うわ、えっと、一緒に図書館まで行ってくれるのかな、それは助かるけど学校から30分くらいかかるって言ってなかったっけ、いいのかな。ていうか家?家連れてってくれるの?それはだめ、だめだと思う、家の前で待っている、のもだめ、恥ずかしすぎる!
「おー、何水沢、ちゃっちゃと行ったと思ったらなんでまだいんの?」
「教室よってた」
「ああ、そう」
加藤君が来た。そうか、加藤君は水沢君と一緒に陸上部に行ってたんだった、どうしよう。加藤君変に思わないかな。
「ああ、川島、悪い道ふさいだ。通って」
そういって加藤君が道をあける。水沢君も一緒によける。あれ?これは行けって事かな。
「ありがとう」
小声になっちゃった声でお礼を言って二人の横を通り過ぎる。
加藤君と帰るのかな。一緒に行ってくれるはずだったのに、なしかな。私迷惑そうな顔とかしてなかったよね。気が変わっちゃったのかな。
ああやだ、別にいいじゃないか、こんな細かいことでいろいろ考えるなんてしないようにしたいと思っているのに。
二人が話している声が聞こえるのがなんとなくいやで、急いだ。さっきあんなに舞い上がっていた自分が自覚できていやだった。