若冲と応挙 II期
(資料等は展覧会web ページより)
好評につき今月末まで会期延長とのこと
「若冲と応挙」展
10月にI期も拝見しましたがやはりお目当ては、II期のこちら
承天閣美術館内、第二展示室の書院の間を再現した空間
今まで何度となく見てきた伊藤若冲の「月夜芭蕉図」「葡萄小禽図」
鹿苑寺大書院障壁画の一部であった 「月夜芭蕉図床貼付」
繊細な葡萄図も無論素敵だけど
芭蕉の大きな枝葉に隠れるように無機質に浮かぶ満月
…このエキゾチック感がステキ♡
若冲画のセンスの良さ、見るたびに魅了される。
今回展示された床の間を囲む障壁画は連作ながら
やはり引き立ての役割、画はおとなしくシンプル
この切り取られた床の間と一緒にあるべき障壁画の全容を
見ることが出来たのは貴重でした。
今回の展覧会の特別な御朱印もあるよう。
承天閣美術館のアプローチ
12月でしたが
雨上がりの散り紅葉もなかなかの風情あり
しっとり濡れた庭の石蕗も綺麗