東京都美術館

 

 

THE  GREATS 巨匠たちの競演

名画集結をうたった展覧会

ずいぶん期待を持たせるな~

ゴールデンウィークに上野の人混みって、ちょっと恐怖だったけど

予約制だし、お天気の良い日に行ってみました。

 

 

(写真等、展覧会web ページより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 プロローグ
スコットランド国立美術館 
 

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 手前にスコットランド国立美術館、後方にそびえるのは

エディンバラ城

ダイナミックな絵だけど縦50cmとさほど大きくない水彩画

エディンバラ城には一度行ってみたいな。

 

 

第1章 ルネサンス 

 

エル・グレコ画はどちらかというとあまり好まないのだけど

このサルバトール・ムンデイはなかなか魅力的。 

 

 

 

 

 第2章 バロック

 

 今回楽しみだった「ベッドの中の女性」

 結婚初夜に新郎を7回悪魔に殺されたサラが

新たな夫トビアと悪魔の戦いを見守る旧約聖書「トビト記」の場面

 実物を見る前、この表情は“期待と不安”の期待の表情が勝っていて

面白いのだと思っていたけど、実際絵の前に立つと

精緻に描かれた画面からはシリアスな不安感が伝わってくる

見る時々により受け取り方も変わる名画。

 ちなみに8回目、夫は悪魔に勝利した。

 

 

 

 

 第3章 グランドツアーの時代

 

 こちらは縦2mをこえる見応えある大作

 ロココの理想化された牧歌的風景

 

 

 

 

 

 三美神を思わせる貴婦人たちは白塗り、白髪、白いドレス

意外に厚塗りなのか?濃いチークの頬に細かなひび割れ発見。

 

 

 

 

 

 グランドツアーとは裕福な貴族の子供が学業終了時に行った

海外旅行、修学旅行みたいなものか?

フランスとイタリアが主な目的地で観光土産として

名所画が描かれていた。

 ヴェネツィアではこのサルーテ聖堂の周辺をよく彷徨いた

今も昔も変わらない尊い景色。

 

 

 

 第4章 19世紀の開拓者たち

 

フランシス・グラント

《アン・エミリー・ソフィア・グラント、ウィリアム・マーカム夫人》

画家が結婚直前の娘を描いた

 兎に角スーパーリアリズムな美しい手に目が釘付け♡拍手

ビクトリア朝、ビクトリア女王の黒衣・黒い装飾品とリンク

艶やか大ぶりなジェットのネックレスに目が行く

 黒衣に赤いスカートもいい。

 

 

 

 

 

 

 


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ミレイと言えばオフィーリア

この絵も横にしてしまえばオフィーリア感たっぷりか。笑 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エピローグ

 

 257cm X227cm 超大きな画サイズ
ミストの飛沫に包み込まれるような臨場感を思わせ
右下の虹はよく見るとダブルレインボー🌈
爽快ダイナミックな風景、丁寧な筆致で描き込まれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上野公園散歩

 

 

上野東照宮