人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン 著:アンソニー・ロビンズ 訳:河本隆行
縁というか未来からの使者というか、将来への足踏みになるという確かな実感をくれる瞬間は、この本からやってきた
この本は、親戚の叔父から送られた本であまり読まないタイプの本であった
ページを進めていくと、人生を今この瞬間から変えるための考え方、生活習慣やそれにまつわるエピソードが約170ページに亘って載っている
読み進めるうちに、確かに自分の周りのことに対する考え方が変わった 読む前の私は、学生時代の頃に逆戻りし、自分の生活の中で起こる様々な瞬間に対して、ネガティブに反応してしまっていた
この本を読み進めていくうちに(実際に書かれていることのいくつかを騙されたと思ってやっていくうちに)、物事をポジティブに変換できるようになり、更に心構えをニュートラルに、バランスを意識して考えられるようになった気もしている
去年よりも、人生が新しくなっているように感じられる そして、私自身で人生を動かしているようにも見える
実際のところ、無意識で発動するのが自然な色々な考え方、実際の行動の仕方が載っているので、また何度か読み返さなくてはならないとも思う
私の精神というか感覚にフィットし、染み込み、意識を変容させ、無意識が行動様式そのものを変化させるように感じた
ちょっと変な話だが、目の前で良いことが起きたなと感じたら、サムズアップ(good luckのジェスチャー)や拳を突き上げる動作を見えないとこで小さくしたり、良い瞬間だと思ったら、即座に「こりゃ良いことだ!」と感じ取って、ポジティブな瞬間を敏感に素直に反応できるようになった
自分の精神状態を目で見るために、紙に気持ちを書き出すことも増えた 少しずつ頭の中の整理をするように
「大きな変化が一気に来た」というよりも「小さな変化が少しずつ目の前に起こっている自分」を見ている気分だ
”もう一人の私"が静かに、私を見守っているとも感じる
面白くて、摩訶不思議で、確かな実感、実生活と身体感覚を取り戻せる一助になる本だ
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