ぴあMovie Specialの電子書籍版で、映画『真夜中の五分前』(2014年公開)の当時のインタビュー記事を改めて読みました![]()
日本・中国・台湾の一流スタッフとキャストが集結した「21世紀仕様のアジア映画」
上海を舞台に、春馬くんが全編中国語での演技という過酷な挑戦に挑んだ作品としても知られていますよね![]()
どれほど深く作品と向き合い考え抜いていたのか...![]()
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1. 「全編中国語」という過酷な挑戦と、現場で見せた真摯な姿
春馬くんが演じたのは、上海で暮らす時計修理士のリョウ。劇中のセリフはほんの数言を除いてほぼすべてが中国語でした。異郷の地、そしてカメラの前で表現するのは自分ひとりという孤独な環境。しかし彼は、「あえて自分を過酷な状況に置くことで、より自分の実力として得られるものがある」と信じ、ストイックに撮影に挑んでいました。待ち時間にも猛特訓を重ねる春馬くんの姿に、現地の共演者からも「本当に真面目で素晴らしい」と絶賛の声が上がっていたほどです。
2. 「答えを提示しない」――自問自答から生まれたリアルな芝居
行定勲監督とのクリエイティブなやり取りの中で、春馬くんはただ指示を待つのではなく、自ら考え、疑問を持ち、自問自答を繰り返すことを大切にしていました。「(結末を提示するのではなく)自分で考えることができる映画になっていく」という確かな手応えを感じながら、上海の美しい街並みや光の演出とシンクロするように、登場人物たちの内面を繊細に表現していったのです。
3. タイトル「五分前」に込められた、愛を見つめ直す時間
映画のテーマについて、春馬くんはこんな言葉を残しています。「この映画は、自分の中にある〈愛〉や、自分が誰かに向けている〈愛〉とは一体何なのかを考えさせてくれる」劇中に登場する「五分遅れた世界」。そのわずかな時間の中で、立ち止まって自分自身を見つめ直すことの大切さ。そして、流れる時間の中で自分の内側にある愛とリンクしていく面白さがある作品だと、彼は深く深く読み解いていました。
最後に
ただ役を演じるだけでなく、「人間としての内面」や「愛の本質」まで徹底的に考え抜いていた当時の春馬くん。彼の紡ぐ言葉ひとつひとつから、作品へのリスペクトと、芝居に対するどこまでも真っ直ぐな熱量が伝わってきて、改めて胸がいっぱいになりました。まだ観たことがない方も、何度も観たという方も、ぜひ彼の瑞々しい挑戦と深い想いに触れてみてはいかがでしょうか。
micca![]()





