お荘厳も外したお内陣ですがー
スピーカー写ってないけど
両サイド欄間の少し下の高さにあります。
この音は付け替える前のONKYOの音です。
そんなにいい録音でないけれど
これがONKYOの音。
そしてTANNOYの音はまだ録っていません。
どうやらスピーカーも楽器と同じで
エイジングというのがあるんだそう。
新しい楽器は吹きはじめからいい音ではないのです。
しばらく吹いているうちに
その吹き手の息のスピードや響かせ方で
その楽器なりその人なりの響きが出来上がっていくのです。
大学のとき
買ったばかりのフルートを
先生が「ちょっと貸してごらん」と言って
しばらく吹いてくださる。
すると
そのあとその自分の楽器を吹いてみると
鳴り、響きが変わっている
吹きやすくなっているのです。
これは楽器を響かせる息のスピードが
人それぞれで違うからで
先生は息のスピードが早くて
その上楽音としてよく響かせることができる。
そのように
吹き方が違うだけで
少しの時間でも楽器の響きが変わっていく。
この積み重ねが
エイジングなんでしょうね。
スピーカーも音を響かせる楽器と同じなので
少しずつそのスピーカーの響きが出来上がっていくのですね。
ONKYOのスピーカーは3年前に購入していましたが
ほとんど使っていなくて
離れの部屋にレコードプレーヤーとアンプと一緒に置きっ放しになっていたのです。
先日懐かしい世界名曲全集のレコードセットが手元に届いてから
本堂にアンプとプレーヤー、そしてスピーカーをセッティングして
ほぼ毎日30分から1時間
なつかしいレコードを聴いていくうちに
ONKYOのスピーカーも響きが変わっていきました。
だから新しく入れ替えたTANNOYのスピーカーも
これから少しずつ
響きが変わっていくのだと思うと
これがまた楽しみになるわけです。
今のところのONKYOとの違いはー
新しいTANNOYのスピーカーは
低音の弦楽器のピチカートが
まだあまり響かない。
それから打楽器のバスドラムやティンパニの音が
少しおとなしい感じ。
その代わり
トゥッティ(オーケストラの全ての楽器が鳴っている)のとき
ONKYOはトロンボーンやトランペットの音が
平べったく聞こえた
つまり響きが乏しかったのに対して
TANNOYはしっかり響いて聞こえている。
今のところ
ONKYOは小さな音がよく響いて聞こえて
大きな音のときは力不足な感じがしていたのに対して
TANNOYはまだまだ小さな音が響かないかわりに
大きな音のときはもっと響くようになりそうな感じです。
エイジング
時を重ねるうちに
それぞれの響きが出来上がっていく
経年変化
それを愉しむということでしょうか。





