ここは台所の出窓。
朝一番に朝陽がさす東側。
グリーンたちの集中治療室というより、リハビリコーナー。
「今日も暑い~みんな死んだらアカンよ、生きろ!」
なんて言いながらコーヒーを飲んでいると、スマホが鳴る。
いいね、ライン・メールより私はこれがいい。
出られないなら、出なくていい。 出ました。
「(夫さんが)プールに行ってるのよ、その間おしゃべりに来ない?」
「行く」 以前にもアップしましたYさんちに100分間行ってきました。
今夜聴くのは Yさんもライブに行ったことがあるという永ちゃん。
矢沢永吉 時間よ止まれ
50代が始まったとき。
第3の人生が始まった。Yさんも、私も。
私は「暮らしギャラリー春瑠」を始めて
Yさんは
兵庫県立「淡路景観園芸学校」(1999年・震災の4年後)に合格して
2年間、家族と離れて全寮制の寮生活で
毎日9時から5時までの授業を受ける。
人と自然が共存する街づくりのための専門知識を持った人たちを育成する目的で
京大、慶大、神大、筑波大卒 の面々(理系卒)が居たそうです。
その人たちを差し置いて
あの、、上等の着物しか着たくないというYさんは
第一期生の首席で卒業した豪傑です。
ま、そういうことで
二人のおしゃべりは留まるところを知らず。
私は、この人と話していると
Kinco-ya のきんこさんと重なるんです。
二人とも「おもしろい人」に任命します! おもしろい=魅力
強烈に、自分の「生き様」「センス」「考え方」を持っていて
周りとのコミュニケーションバランスも絶妙に
仕事と生活と趣味を 人生に活かしている。
知れば知るほど、まだもっと掘り下げてみたいって思わせる人がいます。
そしてそんな人からは、次々「なんか出てくる」んですね。
「あんたも、結構おもしろい人」
「能天気、それがよろしい」
「そのままで素敵、つっぱしれ!」
そう言ってもらって嬉しい能天気な私です。
「突っ込みを入れての質問」が的を射てるらしく
質問魔ですし、自分でもインタビュアーに向いてるなと思うわ。
只今、Yさんは大阪郊外にある夫さんのご実家を改築中。
来春を目指して「料理教室」をするというのです。(どんな形式でやるのかは考え中)
最初、え~その年齢で! と正直思いました。
「10年、出来ると思う」とYさんは言います。85歳まで。
ン千万使って、自分の夢のために着々とすすんでいく。
私みたいに「宝くじ」を当てにして「ホスピス」を考えているから
挫折してしまうのだと反省しましたよ。
教室名は「まあちゃん」を入れるというので、私は反対。
「あかん! 料理教室を経営する貴女のイメージじゃない」
そこで考えた。こう提案しました。
Mako's Kitchen Lab
平凡な「スタジオ」より「ラボ」と入れたい、まあちゃんです。
いいね!
すると私は いつものように閃いてしまう。
「このネームプレートをティエラさんのタイルで作ってもらおう」
「それをお祝いにするわ」 と口が滑って言ってしまった。。。
「わ!ほんまに?ありがとう」・・・遠慮せえへんまあちゃんでした。
ティエラさ~ん、よろしくお願いします。
Yさんの「庭関係」の本が100冊ほど並んでいました。
Yさんは言います。
貴女がいい質問をするのは「好奇心」があるからやね。
私も、自分には知識欲があると思ってる。
私は言いました。
貴女には「好奇心」と「知識欲」がある。
そしていい指導者は
その人の生きてきた年月、何を考えてきたかがものをいう。
それは「知識」にくわえて「知恵」というものよね。
若い人にはないものよ。
さあ、あと10年。
まあちゃんも、私も、
どんなふうになっていくのかが楽しみです。
まあちゃんにとっては「第4の人生」が始まるわけですから。
そうしてたら、、、、帰ってこられた夫さんが
「あのう、僕の車が入らないんですけど、、、」とおっしゃいました。
「あ~ごめんなさい、すぐ帰ります、車出します!」
感謝