今夜聴くのは 桑田佳祐 SMILE~晴れ渡る空のように~
モンステラってホント外気が好きなんだなぁと
次々新しい葉を開かせていく Top of The Summer での実感です。
っていうか、観葉植物が
亜熱帯の湿っぽい熱気と明るい光と風に育てられていくからです。
6月から10月まではテラスに出しています。(直射には当ててはいけない)
水遣りは・・・7月は3,4日に一度
この暑さになってからは2日に一度、ホースでジャバジャバかけてやります。
もう~犬のようにプルンプルンしそうなほど喜びます。
これが一番最近、一人前になった葉っぱです。
すっごい美人でしょ?
瑞々しく(艶やかの一歩手前)美しいフォルム、個性的なカット具合
そして若々しい黄緑色
ほれぼれしてしまいますわ。
女優デビューが決まった娘を見る親の気持です・・・・アハ!どんなん!
そして、その葉たちを支えるのが根っこです。
水や養分を送ってやらねばなりません。
延びているのは「気根」 土ではなく空気中に飛び出してくる根です。
私はこの気根まで愛しい、かなりの「根っこフェチ」です。
ともかく大樹と見るや、そっと抱きしめたくなる。
その前に幹の周りに張り巡らされた根っこに挨拶をします。
有り難うございます。
おそらく太さ1cmにはなった気根の一本。
もはや別の生き物かと思わせる存在感。
君はこれからどこまで延びていくつもりですか?
自由に思うように延びて行っていいよ。
見届けるつもりです。
母体はこれです。
30数年前から、サンルームの端っこに置いたままでした。
気根を骨太に数メートルも延ばして、全体の茎を支えるほどになっていました。
(照明カバーにも絡みついている)
そして葉を増やしては枯れて をくり返していたのです。
どんな条件でも受け入れて置かれた場所で生きていく健気さ。
たとえ数ミリの水でも、気根を伸ばして必死に吸い込んだだろう。
私はこの母体の、葉が3,4枚ついた茎を切って
水栽培で根を出させました。
最初に土植えにしたのは小さな鉢でしたが、ぐんぐん大きくなって
この春、また一回り大きな鉢に植え替えました。
本当はもっと大きなテラコッタ鉢にしたかったのですが
母体のDNAを考えると、大きくなるのは必至(切れ込みの多さもDNA)
これからの移動を考えて(冬場・台風時)私の体力も考えて・・・
40cm鉢にしたのでした。
伸びたのはモンステラだけではありません。
ベンジャミン、毎年ショートカットにしても又ジャングル仕様になるのでした。
そして特筆すべきは・・・ユッカ
何度かこのブログで報告させていただきましたが
茎は35年で4mは伸びたでしょうか、
狭いスペースに自ら形を整えながら、くねりながら
ガラス天井まで届いてしまいました。
有ろうことか~いつの間にか天井で花を咲かせていたようです。
だから(何が?)
私は一人じゃない感覚が抜けません。この子たちと生きている。
ずっと、こんなふうだから
もう「寂しいでしょ?」など訊く人も居なくなりました。
アドレス帳の
友人欄に並んでいます・・・モンステラ・ユッカ・ベンジャミン・パキラ
もちろん・・・ゴルドクレスト・オリーブ・マグノリア・ミモザ
虎に翼
その罪を裁かれること無く、今、僕は生きている。
私はいつも思う。
愛というのは「哀しみを共有すること」だと。
何が~「うれしい」とか「たのしい」とかは、誰も似たものです。
しかし「何が哀しい」「何が寂しい」「何が悔しい」は微妙に違うものです。
その暗い冷たい、もしかすると震えているような心に寄り添えるとき
その感情の底で共鳴する気持ちこそ 「愛」だと。
感謝