今夜聴くのは    中島みゆき「時代

 

 

昨日、つぼみだったマグノリア

今日は空に向かって咲いていました。

 

 

この樹で初めて花が咲いたのは

クリリンが亡くなった次の年の、クリリンの生まれた日でした。

 

 

そしてその頃から不思議なことが起こりだしました。

良いことも良くないことも・・・

運命がゆっくり静かに切り替わっていくような

今まで誰にも言ってなかったけど、私一人が感じていた不安な感触でした。

 

 

短いけれど、永い人生・・・ 誰にもそんな一時代があることでしょう。

 

 

 

 

樹が大きくなったので花の中は見えなくなりました。かつては

ミツバチが夢中で蜜を吸っているところが見えていたのでした。

 

 

私は 白い大きな花の潔さが好きです。

 

パキラ、月下美人、どちらも一日だけの花の命。

マグノリアも咲いた日の夜は花びらを軽く閉じますが

2,3日で、パサッと音を立てたかと思えるほど潔く散ります。

 

白いてっせんは夕暮れの中で白を際立たせた後、ハラリと散ってしまいます。

 

 

動物も、自分の命の限りを知っています。

人間だけだなあ、、、

未練と後悔と不安と足掻きでぐでんぐでんになるのは。。

 

 

 

 

 

多肉にこんな白い花が咲くこと初めて見ました。かわいいですね。

 

 

もちろん他にも、春瑠シークレットガーデンで咲く小さく白い花があります。

ジューンベリーやオリーブの花、姫ウツギや利休梅の花も愛しいです。

 

 

 

 

 

 

そして白い花の後、実を膨らませているのがレモンです。

 

こんなにいっぱいくっついていますが、、、

実を大きくするには間引いた方が良いのでしょうか。

 

 

 

 

 

それは、とても辛い作業です。

どの命を残すかを、決めるなんて。

 

なに言ってんだか、、、結局は切り裂いてガーンハニーレモンにするのに。

 

 

 

 

NHK「虎に翼」より

 

 

お母さんは寅子に言いました。

どうしようもないとき、、、思いっきり贅沢をしてもいいのよ。

 

お父さんのカメラを売って、美味しいものを食べていらっしゃいと。

 

 

 

 

 

お母さんもそうしたと。

 

 

 

哀しさ苦しさをこらえながら、何とか立ち上がろうと。。

自分をそうして、なぐさめる。

女はいつの時代もそうだった。

 

「腹立ちポイント」・・・が溜まったら、お着物に替える人。

「頑張ったポイント」・・・で毛皮のコートを買った人。

「哀しいポイント」・・・は車が来たら消えていった人。

 

 

 

 

いいと思う。

古い過去、私もやりました。

 

三宮で飲んで(クラブ「花屋敷」スナック「花いちもんめ」だったね。覚えてるか私

タクシーで帰って来るオット。

0:00を過ぎたら

その領収書(これは経費ではありませんと税務署にちくってやりたい爆  笑

その金額と同じ代金を私に払う、、というルールを作ったことがあったなぁ。。

 

 

そんなことを思い出して、

寅子の悲しい背中の画像に書いている私っていったい。。

話が違いますよね。ごめんね。

 

だけど私も、こんな背中をしていたんだろうな、な時代があった。

 

 

 

 

 

よかったよ、寅子。 初めて泣くことが出来たね。

 

お母さんは言った「ゆっくり優三さんの死に向き合って

 

 

 

私も今、時にオットの人生ではなく)と向き合うことがある。

不思議だけれど

 

腹立ったことも哀しかったことも呆れたことも「軽い想い出」に出来ていると

気づく。

そして「頑張った人生」とくくれる私に、、私自身が一番安心している事にも

気づく。

 

そう出来たまで 生きていて良かったと思うのです。

 

 

 

 

ピンクアナベルが可愛いです。

 

草ぬき・むしりは

毎日少しづつすることにしました。5分、10分。

一気にやろうとすると、腱板が痛がるからね。

 

 

 

そして「雑草」というこんなピンクの小さな花、ピンクアナベルとどう違う?

白い柵からのぞいている可愛いこの子らを

誰がむしり取れるでしょうか。

 

ずっと、ここに居ていいよ。

 

 

 

 

 

 

感謝