一枚目画像は

今日の午後、お庭とお着物・帯を拝見して来た昌子さんのリビングで

私が一番好きだったコーナーです。

 

 

その4時間半、流れていたのは

昌子さんが好きな(ご自分の葬儀の時にも流してほしいらしい程の

井上陽水でしたので

 

今夜聴くのは・・・陽水さんの歌で私が一番好きな「瞬き」です。

 

 

 

 

 

 

私の「今日のお気に入り」の2点目。

見た瞬間~えええ~っと誰だっけ、このような絵を描いた画家は。

名前が出てこなくてむずむずしています。

 

 

私が選ぶ「今日の最高・逸品の帯」お値段は3番目くらいでしたもちろん7桁の

 

昨日、住吉神社で「白鷺」を見たからではありません。びっくり

この品格と優雅さに魅了されてしまいました。

 

 

いろんな式典や講演をされる立場の昌子さん

活用シーンがあるからこそ「宝の持ち腐れ」にはしません。

 

高くても、好きだから買う。好きだから着る。好きだから似合うんですね。

 

 

 

 

 

家から車で15分。到着直後に、さあスタート。

 

まず、お玄関は普通~ ですよね。。。

 

 

 

玄関わきの狭い所から裏のお庭へ抜けていきます。

この煉瓦も全部自分で敷いたんだそうです。

 

この向こうに、何かある~そんなワクワク。グリーンハートグリーンハーツ

 

 

 

 

おおお~ いきなり草いきれするほどの緑ラッシュ

 

しかしこれら植栽全ては昌子さんの管理と手入れで元気です。

自分で増やしていったものがほとんどで、どこに何があるか

名前も全部言える。

 

 

いずれ二拠点生活になる予定地に植えるものまで、今ここで育てているって。

いやあ、体力と気力が全てだなあと

私は自信を失う。。。ゲッソリ

 

 

 

 

いよいよ、迷い込む。

 

 

 

引き返す笑い泣き

途中の木に、緑カメムシが2匹、仲良ししていました。

 

お家に入ります。

 

 

 

南側は

お庭とリビングを繋ぐ「サンルーム

 

 

 

 

出来ればドライフラワーも緑色にした方がイイと思ったけど。言わなかった。

天窓にはテントが張ってあったけど。夏の気温調節はどうなのか聞かなかった。

 

 

一枚目画像のガラス棚は、東側です。

きっと朝陽が入って、青いガラスが美しく透ける事でしょう。

 

 

 

 

紅茶缶のコレクション。

 

 

 

 

昌子さんも私も、ミニマリストや断捨離からは程遠い。

 

好きなモノたちに囲まれて暮らす至福感。

用の美を慈しむ暮らし。

 

 

「私よりいっぱいあるよね」って言ったら

大反対された・・・えー「春瑠んちほど無いわ」って。 そーかなあ。

 

自分ではそんなにいっぱいあると思っていないことが目から鱗だ、怖っ。

 

 

 

 

昌子さん手作りのマーマレードとロールケーキ。

 

 

さあ! いよいよ、着物コースに行きますよ。

3,40枚見せていただいた中の

今日ご紹介するのは「」になります。

 

 

 

昌子さんの「お嫁いり荷物」の一つ、お母様が用意された「色大島」  

 

たとう紙には S49とありました。 昭和49年にご結婚ですね。

 

 

 

 

 

彼女が着物に開眼したのは・・・2011年でした。

それから10年少し。

ぜんぶ彼女自身で買ってきたものです。一財産ですね。

この帯は、昌子さんが最初に買った帯です。

 

 

全ぶの帯と着物でマンション一室買えるしキラキラ(明石市でね)

帯一本は自動車一台をしょってるようなもんキラキラ(国産車ね)

 

 

 

 

光琳か応挙か・・・というほど美術品のようです。

 

溜め息が出ました。額装して絵画として楽しみたいです。

 

 

 

 

 

彼女が持っている中で一番高価なモノ。

この個性は着る人を選びます。

 

「昌子さんしか似合わない」

「昌子さんのために取り置いていたものです」

「さすが昌子さんならでは着こなせる」

 

呉服商人(あきんど)の常套句ですが・・・そう言わせてしまう彼女です。

 

そうよ、私しかこんなの着こなせないよ」 お見事

 

 

 

 

 

視る方向変えていくと

渋い金茶色に光る。「あ~私に似合う」そう思いました。

 

 

私は一目ぼれに自信あります。外さないです。

ゆずって」と頼み込んだが・・・ 却下された。

 

う~ん、時間をかけて落としますよ。

 

 

 

 

 

最後は刺繍の素晴らしさ。

この絞りのようになっている部分も全て刺繍です。

どれほどの時間がこの一枚のために使われたことでしょう。

 

彼女のお着物は全て「紬・つむぎ」です。

人間が一本一本織り込んで紡ぐ。

一年かかって一枚が完成する。

 

どんなにAIが発達しようとも

 

私たち人間の手が一番素晴らしいのでした。

 

 

 

 

感謝